nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

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女々しく風俗嬢に恋をして、細客であることを選んだことを伝えようと思う!


恋するソープ嬢のことを、しょうもなく、またここに呟きたいと思う。なぜ、ここに執拗に書き散らすのかは、この悩みを、公にできない悶々とした心境が続くからである。人に打ち明けられない悩みは、内向するばかりで、救いは、SNSで同じく悩んでいる人の記事を読むとか、youtubeで、その悩みに答えている動画を視聴するとかしかなく、11月初旬に入って以来、同じことの堂々巡りである。
前回は、話だけで90分5万円であったが、彼女とより深い会話が出来た。いつも部屋では裸でぷらぷらしていて、休日はゲームで5時間も遊んでいる、ドラマも好きで撮り溜めしている等、とても結婚向きの性格ではないという話も聞くことができた。
ただ性行為をしないで、あなたを会話だけでつなぎとめておく自信がないという言葉は、店外よりも、客は客として、継続して関係を築きたいという意思にもとれて哀しかった。前々回のディオールのハンドクリーム、前回のジョーマロンの入浴剤のプレゼントは、思っている以上に彼女へ思いが伝わっていて、以前にまして誠実に応えてくれた。
これ以上は、結婚できるか? お付き合いできるか? となれば、ほとんどがお金の無駄になるのは間違いない。頭では、すべてわかっているのに、本能は、彼女を求め続けるので、希望を持った以上、それが些細なものであっても、脳内でドーパミンが過剰に放出されて、抑えがきかなくなってしまう。
8年ぐらい前に、同じく風俗嬢に恋をした時は、一般女性からの一通のメールが私を救ってくれたのに、今は、泥沼に沈んでいく禿げた中年エロ狸となっていて笑えない。彼女は、キャバも経験していて、話術もやりてなのだ。ソープでも、継続的に客を呼べるのは、結局、話術も必要不可欠である。
数年前に、彼氏から暴力を受けて、この業界に飛び込んだから、付き合う相手に、年齢は関係ないよと、笑顔を告げられると、それが口上手の色恋営業だとしても、それを信じたくなって、また希望を持ち、ドーパミンの快楽物質で、脳内がいっぱいになる。
風俗で働くきっかけに、独占欲の強すぎる彼氏からの暴力というのは、よく耳にする。独占欲の強すぎる男性を選ぶというのは、過剰の愛情を求めている裏返しに過ぎず、彼女達が愛情不足で育っているため、自立していないゆえの現象なのかもしれない。最後の砦として、男性に依存したけれど、こっぴどくやられて、心置きなく性を金にすればいいと、踏ん切りがついたという見解が正しいのかもしれぬ。
ソープで働く彼女の魅力は、娼婦性と母性の両面性が強いところにあると考えられる。水商売の女性の翻弄する魅力もあり、母性のような優しさもあるというのが、男性が女性に求める性的魅力だとする。この特性は、彼女の心のうちに、強い葛藤が生じているが、風俗の現場では、お金を払う客の前では、その葛藤が抑えられている。もし、フラットな関係であれば、この葛藤による強いエネルギーは、気性の荒さ、じゃじゃ馬のような、手に負えない形で現れてくるのではないか? それを含めて、私は彼女に魅力があると思えている。来月も、国立科学博物館で、哺乳類展があるから、その後に、川崎のソープ街に行き、彼女に会ってこよう。
「結婚とか、お付き合いするとか、大それたことではなくても、細く長くでもいいから、少しでも関わっていけたらと望んでいて、できれば客のホルダーから友達ホルダー等に移してもらえると良かったんだけど、前回のお話を聞くと無理そうだし、客で来る以上、プレイも一切せず会話だけだと、君にとっても重荷になるし、自然ではないから、10分、15分でも、負担にかからない程度にしていけたらと考えるようになりました。プライスレスで会っている人、特に男性の話を聞くと、度し難い不良ばかりにしか思えないから、不安になっていたところもあったんだよね。ただ、客としてでも、1ヶ月に1度だけでも、細く長く関わっていきたいです。店が変わっても関東近県なら、1ヶ月に1度ならいけるからさ」
こんな言葉をかけてみたい。深く心を見つめていくのに、他者とリアルに向き合うのに、安いお金ではないかもしれぬ。
一般人であれば、お金もかからないのになぁと、やはり、考えてみたりする。キャバクラに行ったことがないから、一度、行ってみるといいかな。出会い系サイトも怖いし、ただのパパ活目的が多いし、ただ風俗嬢なのにというところ、その意外性で恋をしているんじゃないの? と聞かれたら、返答にも困る。
人形のように美しい彼女、純粋な彼女を、覚醒剤の常習犯、吉原ピカソオーナーが5時間に渡ってレイプ講習をしたことのショックから始まる恋心だ。やはり、彼女の呪縛は解けない。まだまだ、贈り与え続けて、この恋を冷ますしかなさそうだ!彼女に関する過去の記事↓
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映画『ライ・レーン』を観て、風俗嬢への恋心を慰める!

11月にスープランドで風俗嬢に恋をしてから、4度の訪問で20万円以上かかっている。最近、YAHOO知恵袋でそおnことを質問したら、遊びに使った料金が高い、というように遊びの中身よりもお金の方に気持ちがいくということは、楽しくなかったということで、サービスの余韻が残っているほどよかったなら、お金のことは気にならないと言われてはっとした。
前回は、服を着たまま、話だけで終わりであったし、来月も行くべきかと考えてしまう。
私は以前、婚活を5年ほどしていた時期があり、趣味、仕事、勉強とに夢中で、結婚も本来する気がないのに、親に煽られ、友達の結婚によりなどと、プレッシャーを感じてきている女性を相手して、随分と時間をムダにした経験がある。風俗で働く女性も、月に一度はディズニーに行き、休日は、ゲームに5時間以上費やし、過去に何があったのか、子供は欲しくないのであって、今の生活水準を落とさないためなら、身体まで売る女性に、誠意を示して口説いたところで、婚活どころか、私のお金がどれだけなくなるかを心配した方がよさそうだ。それでも恋というのは、本能が命じるものだから、頭のどこかでしっかり理解していても、止めることができないものである。
ディズニーが好きなら、裏引きをして、5万円+チケット代を出すから、行けないか? と持ちかけてみてもいいのかななんて考えてしまう。完全な規則違反ではあるから、それを口にした時点で、私への信頼もゼロになるかもしれぬ。
彼女を前にすると、話したいことがわあっと雨後の筍のごとく出てきて、まだまだ一緒にいたいという気持ちにさせる。永遠にいたいとまで思ってしまう。
映画『ライ・レーン』は、イギリス南ロンドンの街並みが、アート映画のようなポップな色遣いと音楽、広角レンズで鮮やかに彩られていて、観光しているような気にさせられた。物語の進み方も、テンポの良い会話を中心に、飽きさせない工夫がされていて、時間を感じさせない。2023年に上映されたイギリス郊外の生活も、東京郊外の生活も、本当に生活感情においては変わらないものだなとしいじみ思う。日本人は、あちらさんに比べると、多少はシャイだとは思うけれど……
ドムとヤズは、2人共、恋人に手酷い振られ方をして、傷ついている。そして、互いの過去や友人を知るうちに、几帳面な男ドム、型に縛られない女ヤズ、正反対の性格な2人は互いにひかれていき、いつもの街の景色が鮮やか彩られて見え始める。そして2人の愛が芽生えるラストの数分は、彼女に向って走るドムの気持ちに感情移入をし、一緒に走っている気分になった。
私は、風俗嬢の彼女と店外をして、こういう風になったらいいなぁと希望をもつことで、ドーパミンが、精子が飛ぶように、脳内で溢れている。その気持ちを代弁してくれているようなドムの走りだ。ヤズをつかまえたドムが気の利いた言葉をささやきあってキスをし抱き合うラスト、素晴らしいライ・レーンの街並みだ!

風俗で恋をする気持ちにも、スタンダールは優しく寄り添う!

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ガチ恋をしているソープ嬢に入って、暖簾に腕押しという気持ちになるのは、下記の内容からあきらかだ。スタンダールの心理描写は一級品である。

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「あの想像上の魅力で相手を覆ってしまう。そのあとで近づき眺めるが、あるがままに眺めるのではなく、自分で作り上げたとおりに眺め、実はそうした対象の外観をまとった自分自身を楽しんでいるだけなのに、その対象じたいを楽しんでいると思いこむ。ところがある日、いっさいを自分でまかなうのにうんざりし、愛する相手がボールを投げ返してくれないのに気づく。熱は冷め、自尊心が味わった挫折ゆえに、今まで買いかぶっていた相手に対して不当なふるまいをするようになる。」

私がガチ恋している風俗嬢に入って、帰り際、ぞんざいな態度をとってしまったのも、このような心理からくるものだろう。すべてが自分勝手で進めているに過ぎず、また、相手と付き合うぐらいの関係になるには、時間とお金があまりにもかかり過ぎるということだ。ほとんど確率は無いに等しいのに……

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女性に対しては最初は慎重に、次からは大胆にという恋愛訓を聞いたことがあるだろう。スタンダールの心理分析をみてみよう。これが、200年以上も前の著作であることが信じられない。

「女は精神の化合物である才知とはなにかを理解していないようだ。(中略)私はそこから、女に対してはあらゆることを大胆にやるべきであると結論した。ラサール将軍がしくじった女を相手に、ひげを生やして愛の誓いばかりを立てる大尉が成功を収める。男の美点については、きっと女には見えない一面があるのだろう。」
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恋する相手と話をする時、ぎこちなくなって、自然さが失われてしまうことが多くなる。何人も彼女をつくって、同時進行でいると、1人の女性に振られてもへっちゃらであるゆえに、余裕感が出てくるから、さらにモテるというが、そんなことよりも、やりやすい方法が書かれている。

「思うに、恋愛の技術というのはその時々の陶酔の度合いに応じた内容を正確にしゃべること、言いかえれば、自分の魂の声を聴くことに尽きる。これを、それほどたやすいことと思ってはいけない。真剣に恋している男は、恋人からうれしくなるようなことを言われると、しゃべる気力も失うのだ。」

「恋人の欺瞞ほど、彼女たちがこの世で恐れるものはないから、どれほどささいな、罪のないごまかしであっても、瞬時にして彼女たちの幸福を奪い、不信に陥れてしまう。」

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「まじめな女は激しさや予想外のことを嫌う。だがそれこそが情熱の特徴なのだ。激しさは羞恥心を脅かすだけではなく、女を身構えさせる」

「男が往々にして犯す間違いは、自分でしゃれている、気がきいている、感動的だと思うことを言えるようになりたいと願うことにある。そうではなく、世の堅苦しさから心を解き放ち、心がその瞬間に感じていることを率直に表現できる親密さと、自然さとに至るべきなのだ」

スタンダールは、女を沢山つくれば、自然さが出て、余裕感が出て女にモテるよという俗的なことではなく、頭がとってもいい人だから、頭で解決をはかろうとする。だから面白い。


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最後に、スタンダールが情熱を賛美していたくだりを記載した。

「少年期の偶然のめぐりあわせのあと、心は共感に対して閉ざしてしまう。死や不在によって幼なじみたちから遠ざけられ、冷淡な仲間とともに、物差しを片手に、つねに頭の中で利害や虚栄心にからむ計算をしながら人生をおくるはめになる。少しずつ、心の中の優しく高貴な部分が、耕されることがないために不毛となり、人は三十歳にもならないうちに、あらゆる心地よい、優しい感覚を前に凝り固まってしまう。恋愛はこの荒涼たる砂漠の真ん中に、少年期よりも豊かで、みずみずしい感情の泉をわきあがらせるのだ」

恋する風俗嬢へ6度目の訪問! 店外デートは雲の上にあり! 


川崎のアラベスクのソープ街に、また足を運んだ。ガチ恋している彼女に、また会いに行った。今回は、一度もプレイをしないと自身に誓いを立てて、突撃した。前回は、後半15分に挿入を試みた時に、彼女が泣きそうな顔をして、「気持ちいいよ」を繰り返しつぶやいていて、私はやるべきでなかったと後悔をした。今回は、どんなことがあっても、脱がないで、ただ彼女に会いにきたということを真摯に伝えたいと思う。
しかし、大雪の降った月曜日に、喉の痛みが出て、寝るのもままならなくなり、当日も直前まで家で寝ていた。熱はないのだが、行きの電車の中で、だるくて動くのもしんどくなった。1週間前から約束していたのだから、反故にはできなかった。
当日、店でお会いすると、怪訝な顔をしていた。戸惑いに似たものが、顔中に漂っていた。ジョーマロンの入浴剤をバレンタインだからとお渡しすると、ため息をひとつ吐いて、来るってわかっていたら、手作りのチョコを渡したのにと元気なくつぶやいた。でも嫌う人もいるからさぁとほくそ笑んでいる。疑似恋愛の場で、恋だけでなく愛を持ち込むと、はた迷惑なのだろう。
「結婚相手は見つからないの?」
「この歳だから考えていないよ」
彼女は、困ったように、声を落として、
「大丈夫だよ」
と口にする。
私は、顔をしかめて彼女に訴えかけた。彼女の顔は、はちきれんばかりに憤怒の表情になった。
「子供は欲しいの?」
「欲しい」
「私は欲しくない。言わなかったっけ。家の中では、ずっと裸でいるし、休みの日は、5時間以上ゲームしているし、一緒に住めるような性格じゃないよ」
ポケモンやスイカゲームに嵌っているそうで、ディズニーには、月1度は行きたいぐらい。いつもランド内の舞台を見たいのに、抽選で券を外してしまうと嘆いていた。ドナルドが好きらしい。
子供が欲しくないという言葉には、幼少期の不幸から、自己肯定感が育まれず、家庭そのものにいいイメージが無いのだろう。単純に、私と距離をとるためというのではないのは伝わってきた。
ソープで働く前は、キャバクラをしていて、その時、友達から紹介された彼氏の独占欲が強く、蹴ったり叩かれたりして骨折し、携帯はバキバキに割られ、倒れているところに、包丁を手にして彼氏が追ってきたそうだ。殺されるのかなと観念して、そのまま意識を失い、目が覚めると、彼氏が、薬局行ってくると出て行ったところで、這って外出し、病院に駆け込んだそうだ。もうあんなことされたら、ソープでいいのかなと思うよと力無いか細い声を出した。男性不信になっているとも言った。
精子卵子を独占することはできるけれど、男の本能である精子のように、1人の女性を完全に独占することはできない。本能のまま、彼女への愛を向ける男性を、彼氏にする彼女。やはり彼女は愛に飢えていたのかもしれない。また、彼氏がいるのにも関わらず、その時点でキャバクラを仕事に選んでいるということも不思議である。男性との付き合いを金にかえることを仕事にしようとすること、恋愛感情がそのままルダスではないにせよ、親の愛情不足があると考えていいだろう。キャバクラのオーナーの回顧録で、出会ったキャバ嬢、1000人。どれだけ美しくても、自信を持てない子ばかりだった。人は人に愛されたい。子供は親に愛されたい。それだけなんだという著作があるけれど、その中で印象に残った文章がある。
あるキャバ嬢は、中学時代に不登校になった理由を、「朝起きたら朝ごはんがなかったから」と言う。著者は、「自分もそうだった、自分に向けられる愛情を感じないと、だんだん自分がどうでもよくなってくるんだ」と受け止める。
愛されているという自信があるから、安心して色々なことへチャレンジできるということなのだろう。私がガチ恋している彼女は、ソープにお客さんがリピートして足を運んでくれることで、自分が肯定されている、必要とされていると感じる喜びがあると話してくれた。何故、あれほどの美人でありながら、身体を売ることでしか、肯定感が得られないのか?

お金の額でしか愛を測れないとでもいわんばかりだ。そこまで考えると、プレイをしなかったのは正解である。この行動が、かえって彼女に戸惑いを与えているのだろう。
こちらの言い方を間違えると、すぐ機嫌を損ねるようになった。お金を払ってこれでは、万が一、プライスレスで会えるようになったら、何か意見を言うごとに、烈火のごとく怒りそうである。
「金持ちの家で育ったのかと思った」
と聞いてみた。私の母親に、応対が似ているからだ。ただわがままなだけかもしれない。
「金持ちだったら、この仕事していないよ。どうだろう。やはりしていないよ。でも、ドラマで『大奥』を見ているけど、貧富の差を感じて嫌になるね」
と気軽に応じてくれる。嘘と真実を交えているのかな。あまり、嘘をつくような人にも思えない。

「店長が、この店からシティヘブンランキングで入った女性が出たと喜んでいた」
「待合室にポスターが貼ってあるけど、あれにノミネートされたいキャストって、そんなにいるものなのかな。身バレするリスクも高まるし、リスクの方が大きいのに、そんなことを平気で煽るんだね」
というと、彼女が深く同意するようにうなずいた。それで、スタッフへの怒りが増長して、八つ当たりでも続けていると、彼女の店における立場が悪くなるか心配した。
「ガラスの心だから、ラインで、今度来れると聞いて、返事がないだけで、かなり凹むよ。あの人、他の女性に入っているんじゃないかな」
と暗く沈む表情になる。
「性欲だけだと、数回で代わるものだから、あまり気にしないでいいんじゃないかな。それ以上だと、恋に似たものが出てこないと男性の生理においては、難しいものがあるかもしれないし、君は全然悪くないよ」
この私の言葉で、彼女の怒りに火がついた。私の方を向いて、
「他の女の子に入っていいよ。こんな話だけでいいの。不消化じゃない。ここどういう店だか知っているの?……美容に関するプレゼントしてくれたね?」
 と真面目に白けた顔をする。私は早く卒業して欲しいから、仕事頑張ってという気持ちだけだったんだよと叫んだ。
お別れでは、彼女は、両手を振って、じゃあねと再三口にした。もう一度戻ってカーテンをめくって彼女をみると、後ろ向きで斜め上に顔を向けて考えているようだった。
家に帰ると、両親がコロナに感染しているとわかった。連日、喉の痛みに悩まされていたのは、コロナウィルスであるを確信した。とても症状が似ている。2年前にかかった時の半分ぐらいのしんどさといえる。熱も37度までしか出ないし……、それにしても、日・月出勤だった彼女の予定がキャンセルになっている。もしかして、コロナウィルスをうつしてしまったのではないだろうか? 
3月に顔を合わせた刹那、どんな顔で迎えてくれるだろう。
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『明日、私は誰かの彼女』を風俗嬢にガチ恋する渦中の私が読んで思うこと!

風俗嬢にガチ恋をしている私としては、元歌舞伎町ホストNO1の勧める『明日、私は誰かの彼女』を読んでみて、目が覚める内容であった。
幼い頃に母親から人として扱われず虐待を受けて育ち、顔の右側に火傷の痕が残った雪は、彼女代行業(レンタル彼女)の仕事をしている。
ホストが読んで注目するところは3点ある。
1点目は、雪は、男性と会うたびに、ノートをつけて、リピートの見込みがあるかどうかを考える。「人は一度でも満たされてしまったら同じものじゃ満足出来なくなる。幸福は麻薬なんだよ」という言葉を雪は放つが、これは、ホストクラブで働いていた時のホストの心境と全く同じということだ。続いて、三四回目ぐらい、ただデートするだけじゃ満足できなくなって、本気で好きになったとか、お店を通さないで会いたいとか言ってくると、雪はあきれたように、ため息をこぼしている。きっと、私が通っている高級ソープ嬢も、次あたり同じことを言うに違いないと身構えているだろう。
「カノジョでいる時語った言葉の中に、ホントウのことなんて一つもないのに。当たり前でしょ、都合のいい女を演じているんだから……、この嘘で塗り固められた私のことを、一体何をもって好きと言えるのか」
「見た目の美しさが損なわれたら、同じ強さで好きと言ってくれるの?」
雪をレンタルする男性に壮太という新卒の会社員が登場する。当初、友達に彼女がいると見栄をはった手前、引き返せなくなり、雪を彼女としてレンタルしたのであるが、CDショップ偶然顔を合わせ、雪の焼けただれた顔を壮太は見てしまう。
次に雪をレンタルした時に、壮太は雪にこう謝る。
「俺はずるいよね。こうやってお店に予約を入れることで雪ちゃんの自由を奪っている。俺のことどんなに嫌いだったとしても、雪ちゃんは拒めないのに……」
というと、珍しく雪は、意外とわかってるじゃんと思い、反応する。素顔を知られたことで、心を自然と開いていく姿が描かれているのをみると、人は皆、隠していることを、あらいざらいぶちまけたいものなのだろう。キリスト教が、世界で最も信仰する宗教になったのも、教会で行われる洗礼の後、神父さんに、自らの罪を、告白する儀式が、大衆に受けるからかもしれないと考えてみたりした。
2点目は、壮太が何故、この仕事をしているの? と雪に聞くところで、雪は、「母が病気なの。父は私が生まれてからすぐ亡くなって、中高の頃は入院している母に代わって伯父夫婦が面倒を見てくれた。伯父には散々お世話になったから、もう頼りたくなくて、奨学金を借りながらこの仕事をして、なんとか一人でやっていけてる。この仕事を選んだのは、普通のバイトより自由に使える時間が多いから……母親は、新しい薬が効いているみたいで……、顔色も最近は随分良くなって、お見舞いにいくとお母さんすごく喜んでくれるの、雪の笑顔が一番の薬だよって」
と、嘘をつく時は本当のことを織り交ぜながら話す。そうすると真実味が増すことを嫌というほど知っている。このことは、NO1ホストが、後輩ホストを指導する時に、いつも教えていたことで、この明日カノの描写は、水商売歴10年の本職をも唸らすほどの出来栄えだそうだ。そして、雪は自分で嘘をついて、自分でダメージを受けている。そんなに優しい母親なんていなかったのにと……。
レンタル彼女の雪と、新卒会社員の壮太はの距離は、少しずつ近づいてはいるけれど、やはり、雪は仕事の立ち位置を捨てようとはしない。
「壮太君は私にとってはすごくいいお客さんだけど、人って同じものじゃ次第に満足できなくなる。貸し切りの次はどうしたくなるの? そして私に会うには、時間の分だけお金がかかる」
今、私がガチ恋している風俗嬢の心境もこの通りだろう。風俗嬢を口説くには、逆説的に聞こえるかもしれないけど、この思考の逆をいくように、口説かず誘わず見返りを一切求めないということではないか? 彼女達が心底飢えているものは、無償の愛だといえると思う。それでなびいてこなければ、私自身に何も価値を感じないということだろう。
壮太と雪は、温泉旅行をして、宿で壮太がガチで告白をする。朝になって、壮太は帰りに新幹線のチケットを雪に渡して、1時間席を空けるから、もし、昨日告白したことを受けてくれるなら、一緒に帰ろうという話をする。雪は、そのまま新幹線に乗って帰ってしまう。そして、壮太をNGリストに入れて終わりにする。
3点目は、お客を切る時の光景はまさにこのように、まったく感情が湧かない状態だということだ。罪悪感も無く、相手の感情が全くもってプッツリと切れた状態になるそうだ。
これは、幼い頃、過酷な体験をして心が閉ざされた状態にあり、愛される経験が無いことからくるものと、風俗の仕事をするうちに身につけていく護身術とでも言えるものではないだろうか?
1巻を読むだけでも、私のガチ恋の状況をより客観視できて良かったと思う。ネカフェで12巻まで読んだから、残り4巻は、来週の休みにでも読んで、全巻を読了してから、ガチ恋している風俗嬢に会いにいき、精一杯、見返りを一切求めず彼女を愛することだけ考えて立ち去るようにしよう。恋心は消えそうで消えない。もう一度、彼女を冷静に見ることで、話だけをすることで、きっと最後のお別れの挨拶になると考えている。よくよく考えれば、年齢が親子ほど開きがある女性を追っても、何の見返りもないのが当たり前だし、少しの希望で恋をしている自分が十分にキモく、それでも彼女のことを思うといたたまれなくなっているのだから、その素直な気持ちを大切に、彼女と向き合って、風俗店を後にすればいいだけのことだ。年齢を重ねるのは、本当に許せない。いいことないよ、本当に!

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風俗嬢へガチ恋して2ヶ月が経過して思うこと!会う瞬間、冷める理由についてスタンダールが説明していた!

私が勝手にソープランドで働く女性に沼落ちして、彼女の出勤情報を見るたびになんとも言えないぐらい救われない気持ちになっている。嫉妬に狂い、職場に多い中年男性すべてに身体を売る彼女を想像して気分が悪くなる。風俗の仕事をリスペクトしているなんて、恋は盲目であるゆえにいえる言葉で、ふと冷静になる時には、風俗嬢は、人間のやる仕事ではないと断罪している自分がいる。このもどかしさを彼女のせいにしてイライラしながら、沼から這い上がれない自分は、彼女の愛をひたすら求めている。
水商売系のYOUTUBERの動画を見ていて、親ガチャという言葉が多く出てくる。親との巡り合いは、ガチャガチャのように運によるものであるし、それによって人生に大きく影響を受けるということを、面白おかしく端的に表した言葉である。私の実名だって親が勝手につけたものだし、プロ野球を目指して練習に明け暮れた日々も、父親が阪神タイガースの信者だったからだし、小説家になりたいと社会人になってから小説スクールに通ったのも、母親が小説家に憧れていた文学少女だったからだし、自分で選んだもの等、本当にわずかなものであるに過ぎない。
両親、兄弟との関係性、そのコンプレックスが、人生の多くに影響を及ぼすのは間違いない。
再来週の金曜日が彼女の出勤予定日だと確認できた。彼女の人生の時間を90分5万円で買いに川崎のソープ街まで足を延ばそう。女子コンクリ事件の共犯者、吉原ピカソのオーナー工藤寿和(旧姓:星寿和)に4時間に及ぶレイプ講習を受けた女性に、もう一度会いに行く。もしそのいきさつを聞かなかったら、私は彼女に固執していただろうか? 全盛期の浜崎あゆみのように可愛い彼女を、守りたい、かばいたい、大切にしたい、大事にしたいという怒りが、ポケモン好きの彼女の無邪気な一面を目の当たりにするたびに、恋の炎として燃え上がってきたのではあるまいか? 初印象は、とても美人で、着こなしも育ちの良さがあるけど、ヤクザの姉御のような風格も顔立ちに漂っていた。それを、レイプ被害を受けたことから、他に言えない葛藤や不信感の蓄積から醸し出しているものだと感じているけど、案外違うのかもしれない。
今も会う刹那、別世界の人物だと距離を感じる。それが、しばらく話しているうちに、共感できることが多く、凄く純粋な女性だと思えて、見た目とのギャップに魅力があり、翻弄されるようになる。お別れしてからは、もう話すだけで90分は無いよな、番号も彼女が聞いてこないのなら、私に価値を感じていないのだから、完全な無理認定だと自分に言い聞かせても、しばらくすると、結晶作用が起きて、また会って話したいと本能が、私自身を突き動かすのである。
スタンダールは、この作用をこう説明してる。
「このうえなく激しく、かなわぬ恋のさなかにあっても、突如として自分は恋をしていないのではないかと思う瞬間に出会うものである。それは海原に湧く淡水の泉のようなものなのだ。恋人のことを思っても、もはやほとんど喜びを感じない。彼女のつれなさに打ちのめされてはいても、人生のいっさいに興味がもてなくなっていることのほうをよりつらく感じるのである。ひどく悲しく、失意の色に染められた虚無が、波乱に満ちてはいたが、自然全体を新たな、熱のこもった、興味深い相貌のもとに見せてくれていた生活にとってかわる。
 なぜそうなるのかといえば、あなたが今、先ごろ愛する女を訪れたときと同じ状況に置かれていて、それについてはいったん、想像力を通じてありとあらゆる感覚を汲み尽くしてしまっているからだ。たとえば彼女が一時あなたにつらくあたったあと、少し態度を改め、あなたにかつてとまったく同じくらいの希望を、同じようなそぶりを通じて抱かせたとする。いずれも彼女がそうとは意識せずにしたことかもしれない。ところがあなたの想像力は行く手にかつての記憶と、その悲しい忠告とを見出すので、結晶作用は瞬時にやんでしまう。」
ヤクザは人生は金と女だという。堅気の人は、仕事と恋愛、仕事と家庭は真剣にという。アカデミズムの連中は、生活と芸術という。それも、生活するには金がなければ無理だし、社会的に高次な自己表現である芸術の神は、女神なのだから、やっぱり女なのだ。生活する上で自分を押し殺して我慢していることもあるし、組織の一員として不本意ながらも言うことを聞いて過ごしていることもあるけど、自分自身の想いは、胸の内で、炎となって燃えている。この緊張関係の中で、彼女と会える日を想うことで、ここ2ヶ月堪えていけたのだから、支えてくれてありがとうという気持ちを、ひと月5万円で買えたと考えたなら、安いものじゃないか。
芸術は売春だ。それも神を相手にした売春だ。私は神に、この身体を捧げるとして、彼女と会えたことの意味を、ミューズ(女神)に問いかけたい。
彼女との過去のガチ恋ブログ↓
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『倫敦塔』夏目漱石の冒頭部を自分なりに書き換えてみた!

 夏目漱石は二年の留学中ただ一度倫敦塔を見物した事がある。その後再び行こうと思った日もあるがやめにした。人から誘われた事もあるが断った。一度で得た記憶を二巡目にぶち壊すのは惜しい。三たび目に拭い去るのはもっとも残念だ。
 僕は、登場人物の名前を夏目漱石にした。「枕石漱水」という四字熟語があって、俗世間から離れ、川の流れで口を洗い、石を枕として睡眠をとるような隠居生活を送りたいという願いが込められている。
冒頭では、一度しか倫敦塔を訪れてないということにしてある。実際は、ロンドン大学に通うたびに、いつも車窓から横目で見ていた。僕が住んでいたところは、テムズ川沿いにあるタウンオブラムズゲートの安アパートの一室だった。北にあるケネットストリートには、売春宿があって、僕は同じ女性を二度指名することはなかった。倫敦塔を訪れることを躊躇する気持ちを描く時、脳裏に閃くのは、あの西洋梨の匂いのする内腿の柔らかさであった。続きを書こう。
 行ったのは着後間もないうちの事である。その頃は方角もよく分らんし、地理などはもとより知らん。まるで御殿場の兎が急に日本橋の真ん中へ抛り出されたような心持ちであった。表へ出れば人の波にさらわれるかと思い、家に帰れば汽車が自分の部屋に衝突しはせぬかと疑い、朝夕安き心はなかった。
 僕は、前作『吾輩は猫である』を発表した際、出版社から地方の田舎で大変な人気である旨を伝えられた。東京に憧れて上京した若者が、ロンドンの都市を前にたじろぐ夏目の姿に共感して欲しいという狙いもある。
 五街道の起点である日本橋は、江戸の牛込で育った僕からしても、随分と憧れたものだった。狸が抛り出されたというより、老若男女に人気のある兎でなければならない。
 表へ出れば人の波にさらわれるかと思い、家に帰れば汽車が自分の部屋に衝突しはせぬかと疑い、朝夕安き心はなかった。この響き、この群衆の中に二年住んでいたら吾が神経の繊維もついには鍋の中の麩海苔のごとくべとべとになるだろうと……
 英国では、米国で流行しているネズミをカリカチュアしたミッキーマウスとやらが、新聞紙面を賑わしている。なんでこのようなものが婦女子に流行っているかと不思議に思い、心理学の教授に聞いたら、顔を逆さにしてみれば何かに似ていないか? と大真面目に口にした。赤面せずに言えば、男根である。深層心理をそれとなく刺激することが大切だとこの可愛いネズミから学んだ。
 前述において、人の波にさらわれるとか、汽車が部屋に衝突せぬかとか、神経の繊維はついには鍋の中の麩海苔だとか、誇張を交えて例えたのは、それは、女性を抱く肉感そのままを、英国の浮薄な都市生活のたとえにしていると誰が知ろう。

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