吉原ピカソのオーナー星〇和(工〇)に深夜から朝までレイプ講習を受けて心に傷を負った女性が川崎にあるソープランドで働いている。いまだに、その工〇が出てくることを怖れている。個人が特定される報復に合う恐れもあるので、はっきりとしたことはここでは言えない。
ペットボトルの水を3本一杯に持って、ピカソにくる素人系の絶世の美女とラブホテルに入る。ベッドの両サイドに撮影機材をつけた状態で、シャブ漬けになった工〇は、朝までひたすら腰をふり続ける。覚せい剤を打ってセックスをすると、誰でも絶倫になるそうだ。彼の身体から汗は滝のように流れており、膣は擦り切れ、もの凄い痛みをともなう。そして、膣内は精子まみれになる。「気持ちいいだろう」と乳首を咬んだり、首を絞めたりするそうで、あんなことをして、嬉しい女性等いないと、彼女は口にする。
「やめて、もう帰して」
と泣いて懇願してもお構いなしだった。
川崎のソープ街に逃げた彼女は、浜崎あゆみの若い頃のように、お人形のように美しい。
ネットの口コミにあるように、大多数のソープ未経験の素人女性が被害にあっているけれど、逮捕された理由は、麻薬である。風俗で働く女性の人権とはそのぐらいのものなのか? 税金も払わないで大金を得られる仕事なんて世の中にないから、警察からは仕事と認識されていないということもあるかもしれない。風俗業は、男性・女性にとって、社会のセーフティネットになりえているから、それより地下に潜ってしまうと、どんな悪いことをするかわからないから、警察も住民票を提出させて、犯罪抑止につとめる利点を得る代わりに、大目に見て、目をつむっているというのが正解だとすると現実的で言葉が出ない。
それとも、性被害を訴えるということは、親しい人達、親戚、家族に、自分がしたことがバレる可能性が格段に上がる。この身バレの恐怖が、彼女達の口を閉ざす理由ではないだろうか?
ラブホテル街を歩いていると、男性と女性が出てきて、女性が急に壁に顔を向けて、私が静かに通り過ぎるのを待っている光景に出くわすことがある。それほど風俗で働く女性は身バレが怖いのだ。工〇は、ピカソのオーナーであり、住民票や本名を知った上で、弱みを熟知して、レイプに及ぶ悪質な犯行を繰り返していながら、罪に問われない。女子コンクリ事件の共犯者という2CHの書き込みによると、女子コンクリの被害者の女性の膣に、鉄の棒の先を突っ込んだり、ライターで皮膚を炙ったりしたと書かれている。本当かどうかはわからないけれど、女性の苦痛の表情や反応が、性的感覚につながるというのは変わらない。
困ったことであるが、このことに関する怒りは、私自身のサディスティックを炙りだすものでもある。ピカソを読者の中で利用したものがいるだろうか? 私は7年前にピカソを利用した。当時ボーイで下働きしていた工〇に案内され、対面した女性は、女優の真鍋かおりにそっくりであった。いや、それより見た目は可愛かった。帰りがけに、当時オーナーの伊藤に送ってもらい店を出たが、真鍋かおり似の女性は、凄くそのオーナーにベタベタしていた。このオーナーも、寿司に誘い、ブランドの下着を買ってあげた後に、ラブホテルに誘い、頻繁に趣味講習をしていると噂されていた。工〇もそういう環境で育ち、いつかオーナーになって、ここにくる絶世の美女達を独占し、好き勝手にやりたいと夢を見たのだろう。世間の常識に照らし合わせれば、殺意する催すことであるけれど、その夢を世の男性で心から笑えるものがいったいいるであろうか?
炎のように体内に燃え盛る煩悩は、女性を限りなく独占しようとあがいているのは事実である。久しぶりに会った工〇の犠牲者の彼女は、以前よりは明るく、前向きに進んでいるようだった。ピカソのバックに比べれば安いけれど、客付きもいいらしく、昼の仕事も順調ということだ。工〇の話になると、暗い顔をして、下を向いたまましばらくしているなど、傷ついた心は、簡単に戻らないということも切実に感じてしまう。私が彼女に連絡をとって、久しぶりに会いにきた理由は何であろう。皺と皺を合わせて幸せというお仏壇のCMのように、私自身と彼女の傷を癒したくてきたのだろうと思う。また、私に打ち明けてくれたことが嬉しいという気持ちもあった。
川崎のソープ街は、入り組んだ迷路のようで、暗い道を駅まで歩いて帰ると、今訪れた店がどこにあったのか、首をかしげてしまうほど、手に触れる現実が遠くに消えてしまう。携帯電話にLINEが入る。
「今日は来てくれてありがとう。話ができて嬉しかった。またね」
胸をなでおろしている自分がいる。これは恋なのだろうか? 道行く男性が裸で、彼女に抱き着いて腰を振っている姿が脳裏に浮かぶ。「やめて、もう帰して」と鋭い泣き声が聞こえてくる。風が喉を乾かし、胸の古傷に塩をすりこまれるように辛い、令和5年の師走である。