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恋する風俗嬢へ6度目の訪問! 店外デートは雲の上にあり! 


川崎のアラベスクのソープ街に、また足を運んだ。ガチ恋している彼女に、また会いに行った。今回は、一度もプレイをしないと自身に誓いを立てて、突撃した。前回は、後半15分に挿入を試みた時に、彼女が泣きそうな顔をして、「気持ちいいよ」を繰り返しつぶやいていて、私はやるべきでなかったと後悔をした。今回は、どんなことがあっても、脱がないで、ただ彼女に会いにきたということを真摯に伝えたいと思う。
しかし、大雪の降った月曜日に、喉の痛みが出て、寝るのもままならなくなり、当日も直前まで家で寝ていた。熱はないのだが、行きの電車の中で、だるくて動くのもしんどくなった。1週間前から約束していたのだから、反故にはできなかった。
当日、店でお会いすると、怪訝な顔をしていた。戸惑いに似たものが、顔中に漂っていた。ジョーマロンの入浴剤をバレンタインだからとお渡しすると、ため息をひとつ吐いて、来るってわかっていたら、手作りのチョコを渡したのにと元気なくつぶやいた。でも嫌う人もいるからさぁとほくそ笑んでいる。疑似恋愛の場で、恋だけでなく愛を持ち込むと、はた迷惑なのだろう。
「結婚相手は見つからないの?」
「この歳だから考えていないよ」
彼女は、困ったように、声を落として、
「大丈夫だよ」
と口にする。
私は、顔をしかめて彼女に訴えかけた。彼女の顔は、はちきれんばかりに憤怒の表情になった。
「子供は欲しいの?」
「欲しい」
「私は欲しくない。言わなかったっけ。家の中では、ずっと裸でいるし、休みの日は、5時間以上ゲームしているし、一緒に住めるような性格じゃないよ」
ポケモンやスイカゲームに嵌っているそうで、ディズニーには、月1度は行きたいぐらい。いつもランド内の舞台を見たいのに、抽選で券を外してしまうと嘆いていた。ドナルドが好きらしい。
子供が欲しくないという言葉には、幼少期の不幸から、自己肯定感が育まれず、家庭そのものにいいイメージが無いのだろう。単純に、私と距離をとるためというのではないのは伝わってきた。
ソープで働く前は、キャバクラをしていて、その時、友達から紹介された彼氏の独占欲が強く、蹴ったり叩かれたりして骨折し、携帯はバキバキに割られ、倒れているところに、包丁を手にして彼氏が追ってきたそうだ。殺されるのかなと観念して、そのまま意識を失い、目が覚めると、彼氏が、薬局行ってくると出て行ったところで、這って外出し、病院に駆け込んだそうだ。もうあんなことされたら、ソープでいいのかなと思うよと力無いか細い声を出した。男性不信になっているとも言った。
精子卵子を独占することはできるけれど、男の本能である精子のように、1人の女性を完全に独占することはできない。本能のまま、彼女への愛を向ける男性を、彼氏にする彼女。やはり彼女は愛に飢えていたのかもしれない。また、彼氏がいるのにも関わらず、その時点でキャバクラを仕事に選んでいるということも不思議である。男性との付き合いを金にかえることを仕事にしようとすること、恋愛感情がそのままルダスではないにせよ、親の愛情不足があると考えていいだろう。キャバクラのオーナーの回顧録で、出会ったキャバ嬢、1000人。どれだけ美しくても、自信を持てない子ばかりだった。人は人に愛されたい。子供は親に愛されたい。それだけなんだという著作があるけれど、その中で印象に残った文章がある。
あるキャバ嬢は、中学時代に不登校になった理由を、「朝起きたら朝ごはんがなかったから」と言う。著者は、「自分もそうだった、自分に向けられる愛情を感じないと、だんだん自分がどうでもよくなってくるんだ」と受け止める。
愛されているという自信があるから、安心して色々なことへチャレンジできるということなのだろう。私がガチ恋している彼女は、ソープにお客さんがリピートして足を運んでくれることで、自分が肯定されている、必要とされていると感じる喜びがあると話してくれた。何故、あれほどの美人でありながら、身体を売ることでしか、肯定感が得られないのか?

お金の額でしか愛を測れないとでもいわんばかりだ。そこまで考えると、プレイをしなかったのは正解である。この行動が、かえって彼女に戸惑いを与えているのだろう。
こちらの言い方を間違えると、すぐ機嫌を損ねるようになった。お金を払ってこれでは、万が一、プライスレスで会えるようになったら、何か意見を言うごとに、烈火のごとく怒りそうである。
「金持ちの家で育ったのかと思った」
と聞いてみた。私の母親に、応対が似ているからだ。ただわがままなだけかもしれない。
「金持ちだったら、この仕事していないよ。どうだろう。やはりしていないよ。でも、ドラマで『大奥』を見ているけど、貧富の差を感じて嫌になるね」
と気軽に応じてくれる。嘘と真実を交えているのかな。あまり、嘘をつくような人にも思えない。

「店長が、この店からシティヘブンランキングで入った女性が出たと喜んでいた」
「待合室にポスターが貼ってあるけど、あれにノミネートされたいキャストって、そんなにいるものなのかな。身バレするリスクも高まるし、リスクの方が大きいのに、そんなことを平気で煽るんだね」
というと、彼女が深く同意するようにうなずいた。それで、スタッフへの怒りが増長して、八つ当たりでも続けていると、彼女の店における立場が悪くなるか心配した。
「ガラスの心だから、ラインで、今度来れると聞いて、返事がないだけで、かなり凹むよ。あの人、他の女性に入っているんじゃないかな」
と暗く沈む表情になる。
「性欲だけだと、数回で代わるものだから、あまり気にしないでいいんじゃないかな。それ以上だと、恋に似たものが出てこないと男性の生理においては、難しいものがあるかもしれないし、君は全然悪くないよ」
この私の言葉で、彼女の怒りに火がついた。私の方を向いて、
「他の女の子に入っていいよ。こんな話だけでいいの。不消化じゃない。ここどういう店だか知っているの?……美容に関するプレゼントしてくれたね?」
 と真面目に白けた顔をする。私は早く卒業して欲しいから、仕事頑張ってという気持ちだけだったんだよと叫んだ。
お別れでは、彼女は、両手を振って、じゃあねと再三口にした。もう一度戻ってカーテンをめくって彼女をみると、後ろ向きで斜め上に顔を向けて考えているようだった。
家に帰ると、両親がコロナに感染しているとわかった。連日、喉の痛みに悩まされていたのは、コロナウィルスであるを確信した。とても症状が似ている。2年前にかかった時の半分ぐらいのしんどさといえる。熱も37度までしか出ないし……、それにしても、日・月出勤だった彼女の予定がキャンセルになっている。もしかして、コロナウィルスをうつしてしまったのではないだろうか? 
3月に顔を合わせた刹那、どんな顔で迎えてくれるだろう。
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