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ミッドライフ・クライシス(中高年の危機)、自分は無価値だ!

ミッドライフ・クライシスという記事がyahoo newsで流れてきた。ヤフコメには、ミッドライフ・クライシスとか、第二の思春期なんて新しい言葉を作らなくても、昔から「更年期」と呼ばれているし、新しい言葉を使い始めると、過去の研究や情報を当たれなくなるので、マスコミは新たに売上が上がって喜ぶけれど、苦しんでいる人は得られる情報が減るので、言葉の再定義はほどほどにと書かれていた。

私は、更年期という言葉をつかう時、なんだか、つかうだけで衰えを感じ、やる気がしなくなる。ミッドライフ・クライシスと言うと、そうなんだとプラスの気分に転じられた。別段、悪い気がしない。以前、「近くのものを大切にできない人について」の記事で書かせていただいたが、意識によって人間は形づくられるものであって、失敗という言葉ではなく、部分的成功と言うことで前向きになれると書いた。↓
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新しい言葉だからこそ、マスコミが飛びつき、改めて、みんなが更年期を自覚する手がかりが出来るともいっていいし、ヤフコメ民には、示唆を与えられるコメントは多いけど、論理的帰結が弱いという欠点がある。私のブログが、そうであるかというとこころもとない。いまだに、他人の借り物言語で話している感じが抜けない。一生、物まねをし続けて死ぬだけなのか? 悲しくて涙が出てくる。これが、ミッドライフ・クライシスなのか。
エビデンスに溢れ、結論には、E=mc2という相対性理論のような単純かつ奥が深いというのは理想であるが、人生に一度だって、これだけの方程式をみつけることができたら幸いである。

これから先の人生を考えた時、仕事がうまくいかない時、なんとなくいつもなど、きっかけがなくても虚無感に襲われるという声も多く寄せられたとあって、世の中の半数ほどがあるそうだ。その中でも、人生の残りの時間が短くなっていくことに焦燥感を覚え、人生の停滞感を感じ、何をしてもワクワクしないという方が多いと、心理カウンセラーの下地まいこさんが話をしている。

それを払拭したいという焦りから、ギャンブルやお酒、不倫、突然の退職やリスクのある起業など、突発的な行動をとってしまう方も少なくない。そのような行動は、これまで築いてきた人生を崩壊させ、取返しのつかない事態になりかねない。私の上司も、49歳で突然会社を辞めて、居酒屋をなんの計画も立てずにはじめ、1年もたたずに潰してしまい、現在、借金とりから逃げて、沖縄に潜伏しているという。

ヤフコメでは、49歳が人生で最も苦しい年齢だと述べている。私は現在43歳であるけど、両親も高齢でいつお別れするかわからない状態だし、介護も明日から始まるかもしれない。ずっと仕事と自宅での読書等に追われてきたから、お金は生活に困らないぐらいは溜まっている。贅沢をすれば吹っ飛ぶだろうけど、物欲がほとんどなく、性欲と食欲、知識欲だけがあるといった感じで、高級ソープと週一のスシローがあれば、欲は一応満たされる。

しかし、昨今、異常なほど、人生の焦り、何もない自分が認められないという苛立ちが募っていた。SNSに触れていると、人生を損しているようだと思えたり、難しい本を読んでいたら逆に、こんなことをして、現実を忘れることの方が無意味に思えるようになったり、右往左往、左顧右眄してる。努力する限り迷うものなのだと言い聞かせても、フラストレーションは満たされないのだ。

でもこの心理カウンセラーの下地まいこも、ぼんくらではない。この停滞感を払拭するには、リスクのある行動ではなく、日常生活の中で無理なくできることから始めてみてはいかがでしょうか? と問いかける。これは、女性の発言で、三つ葉のクローバーに憧れた女子生徒といったニュアンスを出ないと指摘をする方もいるだろう。私もうさんくさいとは思う。でも、自分の人生を振り返ったり、少しでも興味のあることの情報収集や、リスクを抑えた副業など、そうした行動を起こしてみて、新しい自分と出会った時、ワクワク感や充実感につながるかもしれないと励ましてくれる。

ブログを毎日書くと決めたのも、ミッドライフ・クライシスを乗り越えるためと考えると、自分に向き合う気持ちが湧いてくるものですね。疾風怒濤の思春期を、ノートに日記を書きなぐり続けたように、私は、少しでも、みなさんに自分の気持ちを伝えて、日記ブログは受けないといわれるけど、クオリアを共感できるようにしていきたいと思う。

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カテゴリ
阪神タイガース・プロ野球・スポーツ