nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

国立科学博物館和食展(発酵〜多様化する和食まで)

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料理の基本、サシスセソから、私はよくわかっていない。料理人は、調味料からこだわりをもって、微妙な味の変化も見逃さないとあるけど、私がスーパーの惣菜で働いていた時のチーフは、塩の加減にもうるさいぐらいにこだわりをもっていた。そんな彼が、こういう醤油についての製造方法の違いの展示品を見たら、興味をもってうなずきながら眺めるのだろう。


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岩をつかってつぶして醤油を取り出すって、衛生的に大丈夫なのかな。f:id:nyoraikun:20231110101008j:image

この醤油のコントラストは美しい。国立博物館国立科学博物館のクオリティーはマジ高い。関心するほどだ。地方の博物館は、どこも展示物が変わらず、ほこりをかぶったような状況であるけど、この2館だけは、別格である。f:id:nyoraikun:20231110101011j:image
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腐敗したものでも、人間にとって有益な腐敗なら発酵ということになる。面白い。生きていくことは汚れていくこと。中年である私はその分汚れて、もう心は腐ってきているけど、これが社会にとって有益なものなら発酵ということになる。ジャニーズ問題は、腐敗と発光の関係を、端的に表している。f:id:nyoraikun:20231110101022j:image

発酵食品の代表的な3つの食材が展示されている。どれも、私が好きなものだ。しかし、お腹がシンドイ時があるのは、腐っているものを食べて消化不良になっているのか。


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人間はカビですら、人類にとって有益なものに代えてきた。学問は自然と闘い克服し、人為を建設する力。自然を人類にとってふさわしいものであれば、何でもする怖さがある。それが、国家にとってふさわしく有益ならということになれば、戦争や迫害の問題から、難民が生じる。f:id:nyoraikun:20231110101045j:image
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池田菊苗が、日本の十大発明の一つといわれるうま味成分グルタミン酸を発見し、味の素の会社ができた。1年に何兆円も売り上げる会社が創られる原動力になったのである。甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第五の味を日本人が発見したのである。池田菊苗は、どうしてこんなものを発見できたのだろう。勉強を積み重ねていくうちに、ひらめくものがあっただろうか。昆布がとれる日本にいるから、その土地が、彼に影響を与えたことはうなずける。やはり、うま味を発見するのは、勉強家の多い日本からというのが、自然のなりゆきであったようでならない。


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古代の人達が、それぞれ生きるために、食べた化石が下にある。あさり、かき、鹿肉、

どんぐりの実↓
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夏は暑いから魚を獲って、冬は山に狩猟をする。春は山菜、秋はドングリ等の実を食べる。原始的な生活。海の幸、山の幸、野の幸という生活。
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塩がなければ生きていけないよね。フィリピン人女性と働いていた時、言葉もわからない日本に行くのに、見送りにきた母親が泣いていて、とにかく飢えたら塩をなめるんだよと知恵を授けてくれたそうだ。

反対に、塩があれば、1週間以上生きていけると聞いたことがある。塩をいかに生成するか? 縄文人は、頭をつかって考える。

今とそんなに縄文人の知恵も庶民のレベルでは変わらないじゃないか。

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携帯食で、縄文人はおにぎりを食べていたそうだ。今でもコンビニで大事に販売されているおにぎりは、この頃発明したものだ。古典だね。

以下は卑弥呼の食事である。きっと、裏で糸をひく、権謀術数にたけた男が、卑弥呼を利用したに違いない。今のアパホテルのように……
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アワビは神前へ備えものということ。アワビを捌く道具も大事にされて残っている。アワビに神をみたのかな。f:id:nyoraikun:20231110101301j:image
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京都の老舗高級旅館柊家にいくと、こんな料理が出てくる。下記の庶民の食生活は、大分改善されたけど、天皇は、普段からこんな立派なものを食べていたのだ。死ぬ時は、怖かったかな。ほっとしたのかな。死にたくないとわめいたのかな。仏の国、天国を信じて安らかに眠ったのかな。

神はまだ死んでいない時代だからな。

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学生の頃、高野山の宿屋で、精進料理を食べたことがあった。母親は不満ぷんぷんであった。私は、魚肉も豚肉も何もなかったけど、とても美味しかったと覚えている。f:id:nyoraikun:20231110101748j:image

織田信長徳川家康を招いた饗応膳は、見た目が豪華で、素晴らしい。しかし、何日か前に作り置きするため、えらい冷めていたということだ。おもてなしをしているという気持ちが伝わればいい、見た目重視の料理である。それに比べ、懐石料理は、味重視である。

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幼い頃、兄は私にタコ型宇宙人様という話をしたことがあった。どこからアイデアを得たのか知らなかった。おそらく違うと思うが、江戸の道化役者からなのか。

 


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江戸時代の庶民は、結構いいもの食べているな。1貫1貫が大きいから、食べ応えある。アメリカのマクドナルドに行った時、ハンバーガーが大きくて、1個で満腹になったことを覚えている。江戸の屋台の天ぷらも美味しそうだ。この頃の人は、これが当たり前だと考えて生活しているから、えらい不便だとなげく前に、工夫をしようと、知恵を出し合っていたのだし、思っているより、個人は不幸でないのだろう。

現代も、200年後の人がみたら、えらい原始的だなと思うのかな。生まれ育った家で、学習環境が変わってしまうなんて、笑うのかもしれないな。きっと、学問を平等化しないと、他国にも負けて、日本の競争力は牛後になってしまう。最高の教育環境を、完全に平等化していく、そして、優秀な遺伝子を掛け合わせた人種を創造したものが、世界のトップに躍り出るだろう。その頃には、人間のジェラシーは頂点に達し、滅亡のふちに立たされているに違いない。人類は、地球崩壊の前に、姿を消すだろう。

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NO1は八百善だ。NO1の名前が、後世に残るものだ。ここで食べている人達は、どんな気持ちになっていたのか気になる。現代の社会生活の原型は、江戸時代に出来ていたことに驚きを隠せない。やっていることは、あまり変わっていないではないか。

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大根と豆腐にアレンジをくわえて、美味しいものを作り出す楽しさ。デリカ系アプリや、食べログをみて楽しんでいるのも、これと似たようなものではないか?f:id:nyoraikun:20231110102226j:image
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沖縄に昆布はないから、とても貴重なものだ。だからもっと美味しく食べようと考えて工夫をする。大事に思うと、何か改善をくわえようとする。やはり何事にも、愛が根になければ、花は咲かない。

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こんな美味しいものを、芝居を見に行ったついでに食べるのだろうか。現代よりいいものを食べているではないか。f:id:nyoraikun:20231110102243j:image
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私にもこういう幸せがあったのかな↑↓

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同じポーズでみているほど、仲が良いのだろうな。幸せに!f:id:nyoraikun:20231110101027j:image

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