nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

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国立科学博物館和食展(水〜海藻まで)

鮮魚及び食材を販売する会社に勤めているため、今回は和食店に行ってきた。これからクリスマス年末と厳しい商戦が待っている。

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暗いところでシャッターで撮影することが禁じられているので、何度も撮り直したが、これが限界であった。読めるだろうか? 興味をもったのは、糖質を植物性食材から、脂質、たんぱく質を動物性食材から人類は摂取してきたということ。日本人は、それを、主にコメと魚でとってきた。おせち料理がまさにそうだ!
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ジャガイモや小麦で糖質をとってきた国もあれば、コメやひえ・あわでとってきた国もある。食材が体型・体質に影響していることも十分考えられるだろう。日本人の体力が、ながらく道徳の代わりをしてきたという通り、動物性食材で大きくなってきた欧米人の身体にはかなわないものがあるなぁと、サッカーのワールドカップで、侍ブルーとドイツの試合をみていて考えたことがある。
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日本は軟水であるため、昆布だしをつかった煮つけの料理等が発展を遂げて、西欧は硬水であるため、シチュー等の煮込み料理が発展していったというくだりは面白い。そこにある水は、空気と同じで、差のないものに見えるけど、それに普段食べるものが、多くの影響を受けてきたということ。星の王子様の有名な言葉に、本当に大事なものは目に見えないところにあるんだよというのがある。目に映らないものに、どれだけ、人生が左右されてきたのだろう。f:id:nyoraikun:20231110095739j:image

キノコについての知識は限りなく乏しい。あまり、キノコが好きではないというのもあるし、アイナメと松茸ぐらいしか聞いたことがない。松茸は、カキの画像でわかる通り、さすが立派である。美穂の松原の松のようだ。日本人は、ぬめりのあるキノコが好きであるそうだが、西洋人は、敬遠されるそうだ。

また、毒キノコがカラフルだというわけではないらしい。まだ、毒があるかどうかわからないキノコは何千種もあるそうで、古代から人はキノコを食べることで、確かめてきた。多くの犠牲のもと、私達は普段の食卓でキノコを食べていられるのだろう。歴史は犠牲の上につくられるとは、キノコにも言えそうだ。f:id:nyoraikun:20231110095743j:image
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毒キノコ↓
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水の硬度・軟度が、その地域の食生活に影響を与えてきた↓
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刺身のつまとしてつかう大根は、青首大根? 大根の種類を代えたら、刺身の売れ行きに少しの変化があるのかな。↓
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模型のリアルさ半端ない!もしHな模型でもつくったらヤバイことになりそうだ。想像力の貧しさすみません。上野から吉原が近いので、つい呟きました。


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丸まった大根もあれば、どこまでも細長い大根もある。どうして遺伝状で、このような変化が起こるのか? 遺伝プログラムを後代に遺さないといけないと、すべての生き物の中枢に組み込まれている。私は死んだら、もう生まれ変わりたくない。人間は自意識があるから、まっぴらごめんだ。人間以外の動物は、自分が存在することの耐えがたさなど、考える意識がないから、自分がハエで産まれたこと、熊で産まれたこと、トラで産まれたこと等、何も悩まなくて済むのに、人様だとそれで苦しむ。私は、もう人間を卒業して、すべてを無に帰したいのに、死後の世界ってあるのかしら……

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人類は、ローレンツの言う通り、生物界の精巧に出来た調和のシステムを破壊したのだ。自然に対する責任ということが求められる。地球環境への責任ということが問われている。果たしてそうだろうか? 地球は宇宙規模にしたら、生成した途端に、消滅するぐらいな、つかの間の現象なのかもしれない。
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10月は新米にかこつけて、たくさんの食材をアピールする理由がわかった。みのるほど頭を垂れる稲穂かな。
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ほとんどすべて捌けるぞ。捌いたことがあるぞ。
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これだけ立派なアワビは、市場でも見たことがない。
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この若々しいカップルは、微笑ましいものがあった。女性の方が、積極的で一生懸命に見て回るけど、男性は、彼女の機嫌にしか興味はないというのが、やりとりをそばで聞いていてもあからさまなのだ。私もこういう人生もあったのかなと、悲しくなって、涙がこぼれそうになる。
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真昆布は、神前に捧げるものだそうで、いつも販売している真昆布は、B5サイズに包装されたもので、半信半疑であったが、これを見ると納得だ。
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16mの昆布は圧巻である。海は広いな大きいな。いつもビルに囲まれた生活をしていると、視野が狭くなるものだ。自然の摂理は、まだまだ人間の認識よりはるか上をいくものであろう。

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年末は本まぐろを3本卸さなければ!血が嫌っというほど出るんだよな。

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阪神タイガース・プロ野球・スポーツ