日本平の夜景を観たいと思い立ち、日本平ホテルに宿泊しました。このホテルは「風景美術館」を売り文句としており、素晴らしい景色が広がっています。
壮大な景色と丁寧な館内ツアー
入口から入ると、大きなガラス窓越しに日本平の景色が広がっていました。
日中には見えなかった富士山の冠雪も、雲が上に棚引いているだけでよく見えました。午後5時からの館内ツアーに参加したのは私一人だけで、支配人が私のためだけに熱心に説明してくれました。ホテルは環境に配慮して建てられており、日本人の感覚に合わせて、チャペルの位置も調整されています。
1階のカフェでは、芝生に座ってお茶をしているような感覚にさせる設計がされています。
お腹の調子が悪かったため、ツアー中は我慢が必要でしたが、説明が終わるとすぐにトイレに駆け込みました。
夜景とラウンジテラスの魅力
最上階のラウンジテラスは午後10時まで開いており、夕食後に日本平の夜景を眺めに行きました。
幼い頃に眺めた函館の夜景とは異なり、人々の生活の力が感じられる脈打つような夜景でした。日中は富士山を背景に、ミニチュアサイズの模型がぎっしりと平地に詰め込まれているように見えました。シムシティというテレビゲームを思い出し、やりたくなりました。
実際の風景であることを訝しく感じてしまうほどに、風景美術であった。
朝の富士山と心の安らぎ
翌日の朝も無理を言ってテラスを開けてもらいました。十分見たから出ようとしては、名残り惜しくて、また見てを繰り返しました。晴れて富士山の冠雪を眺められて、この上ない幸せでした。日常の憂悶を忘れることができました。
批判覚悟の追記
案内してくれた支配人の御恩を仇で返してしまいました。静岡AF学園のデリヘルを呼んだのです。外に出たところで、従業員の男が立っていて、2万5千円を払いました。リズムさんという女性が入ってくると、金髪でいかにも娼婦でした。部屋に案内する途中で、ロビーにいたスタッフが出てきて、宿泊客以外の入場は禁止ですと止められました。「マジかよ、ちょっとトイレだけでもしてえや」と下品にリズムさんがつぶやきます。
一端、外に出ました。ホテルのロビーに、先ほどの支配人が出てきて、こちらを怪訝にのぞいていました。私は先ほどの男を見えない場所に誘導して、お金を半分はあげるからと交渉しました。本部のスタッフに電話をして話をすると、ホテル移動する以外のキャンセルは認められないと言われました。
私は観念して、今夜のセックスは諦めました。金髪の女性とHなことをする気になれなかったのもあります。
金の恨みは恐ろしい。自分がいけないにしても、惜しいことをしたという後悔が募り、翌日の夕方まで尾を引きました。パチンコですったことを思えば、以前フィリピンの女性に20万円払ったことを思えば等と心を鎮めようと努めました。
何故、後悔が雲散霧消したのか? そのことは、次回に話そう。