2025年7月25日の鮮魚ブログ

こんにちは。筋月25日、梅雨が明けて本格的な夏がやって来ました。スーパーの鮮魚売場には夏の魚が並び始めています。徳島魚市場の「夏のお魚」情報を参考に、

徳島魚市場の夏のお魚

スズキ(セイゴ)
スズキは夏を代表する高端魚で、氷水で身を紋める「洗い」や刺身などに使われます。徳島魚市場によれば、夏は漁獲量が多く商品を揄えやすい一方、冬は深い海底に潜る習性があるため入荷が減るそうです。時の今は脂がのってさっぱりとした味わいなので、カルパッチョやムニエルにもおすすめです。

太刀魚(タチウオ)
銀色に輝く細長い体が特徴の太刀魚は、夏から秋にかけて江が多くなります。金たての新鮮なものは塩焼きや薄造りにしてスダチを絞ると最高においしいと紹介されています。身が柔らかく骨が少ないので、フライや煮付けにも便利です。

イサキ
初夏から脂がのり始め、6月頃からどんどんおいしくなるイサキ。徳島県南部では特によく獲れ、秋以降は味が落ちるものの夏場は脂がのって美味しいとのことです。刺身や塩焼きはもちろん、煮付けやアクアパッツァにも合う万能な魚です。漁獲量が安定しているため価格も手ごろで、家庭料理にぴったりです。

ハモ(魯)
ハモは「夏の風物話」と呼ばれるほど缺かせない魚で、京都や大阪では湯引きにして梅肉で食べたり、しゃぶしゃぶにしたりします。徳島魚市場の解説では、冬には「土瓶蒸し」にも使われるそうです。骨切りしたハモの身は淡白ながら味周が強く、夏バテ気味の体に元気を与えてくれます。

キス(シロキス)
吉野川の河口や県内各地の淺海で多く獲れるキスは、近年海水温の上昇で瀬戸内でも獲れるようになっています。クセのない白身は天ぷらやフライに最適で、刺身にするとほんのりとした甜みがあり、暑い夏にぴったりです。

アワビ(鶑)
アワビは漁獲量が多く、県北から室戸にかけての海岸沿いで採られます。徳島魚市場の説明では、涼感を越る「水谷」は特に美味しく、内臓の塩辜は酒の肚に最高だとされています。刺身やバターソテー、蒸し物などで味わってみてください。

カツオ
カツオは黒潮に乗って回遍し、初夏に一本金とされる魚です。脂が少なく水分が多い初夏のカツオはタタキにすると素景です。薬味にニンニクや生姜を溢え、ポン酸や醤油で食べると夏の疲れが吹き飛びます。

ウナギと土用の牛の日
徳島県内の川でわずかに漁獲されるウナギは、夏の土用の牛の日に食べると特に美味しいと言われています。ウナギの蒲焼きはビタミンAやE、オメガ3脂肪酸が豊富で、江戸時代から夏バテ防止の液顔食として覧てこられてきました。甜辜いタレで焼き上げる蒲焼きは夏のスタミナ食として人気があり、特に「土用の牛の日(どようのうしのひ)」と呼ばれる夏土用の期間に食べる習慣があります。蒲焼きは夏にスタミナをつけるために食べられ、江戸時代から続く習わしであることが文献に記されています。

まとめとおすすめ
暑い季節には食欲が落ちがちですが、時の魚には体を整える栄養がたっぷり含まれています。脂ののったスズキは薄切りにしてカルパッチョ風に、太刀魚は塩焼きで身の甜さを頻のう、イサキやキスは天ぷらやフライにしてサクっといただくのがスタッフのおすすめ。ハモやウナギはすこし手間をかけて、夏の風物話を楽しんでみてください。

明日も市場の情報をチェックし、鮮魚売場から季範の便りをお届けします。お楽しみに!

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