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sora2に触れてわかった──映像の時代は、もう“真実”を映していない。 AIが作る「ホームビデオのような嘘」が、私たちの現実を侵食している
AI動画生成モデル「sora2」に触れて、私は本気でぞっとした。プロンプトを日本語で入力してから、わずか1分もたたないうちに、思い描いた映像が完成する。そのクオリティは、ひと昔前の「いかにもAI」な映像とはまるで違う。もはや、隅に小さく「sora」と... -
伊藤聡子アナで抜く男子の本懐!何故、観念が射精に至るのか?
今日も図書館で、ブログを書いたり、調べものをしたりしようと考えていたのだが、行ってみると、休刊日となっていた。私は、そばにあるトイレに入り、便器に座りながら、スマホをいじっていた。食事を終えてから、ここに来るまでの間、秋風が身に沁みたの... -
万博ロスは、人生の祝祭が終わったあとに訪れる“創造の前兆”
私は、夢洲の地に二度足を運んだ。一度目は九月十六日、そして二度目は十月七日。どちらも火曜日だった。朝焼けのなか、弁天町からタクシーで向かい、人々の熱気と歓声の中に溶け込んだあの時間を、今もはっきりと思い出せる。 二度目に訪れた日は、来場者... -
飛田新地よりも幻だった──万博ロスに泣いた夜
あの夜、夢洲の光が消えた瞬間、私は涙をこらえきれなかった。半年間だけ現れた理想の世界──大阪・万博。その眩しさは、七年前に迷い込んだ飛田新地よりも、はるかに幻だった。どちらの世界にも「現実」がなく、どちらにも「優しさ」があった。そして、ど... -
万博ロス地獄――帰っても現実が始まらない
私は万博に二度足を運んだ。一度目は、終盤を迎えつつあった九月十六日。そして二度目は十月七日、同じ火曜日だった。この日は来場者数が二十万人を超え、夢洲の地は熱気と喧騒に包まれていた。 最初は一日だけの予定だった。「イタリア館と日本館、そして... -
飛田新地と万博──孤独な男が歩いた「人間の欲望と再生」の2日間 一人で歩いた万博の夜明け──20万人の熱狂と、小さな善意の物語(後編)
コモンズD──“食こそ万博の中心” 住友館の予約まで、50分ほど余裕があった。時間は13時10分。万博の来場者数がピークを迎える頃だ。私は軽い気持ちで「コモンズD」を歩いてみた。ところが、入ってすぐに入場規制。間一髪のタイミングだった。 コモン... -
飛田新地と万博──孤独な男が歩いた「人間の欲望と再生」の2日間 一人で歩いた万博の夜明け──20万人の熱狂と、小さな善意の物語(前編)
2025年の大阪・関西万博が、いよいよ閉幕まで残りわずかとなった。私は、9月16日に訪れたときに20万人の人の波を経験している。その教訓から、今回は「朝9時にトップ入場」を目指し、万全の準備で挑んだ。午前11時を過ぎれば人の流れが膨張し... -
飛田新地最高の美女、すみれさん(料亭八重)から癒された万博の後悔といのち輝く未来のデザイン!
万博に行った帰りに、今回で3度目の飛田新地に向かった。1度目は、今から7年前、日本最古の神社である奈良の三輪山に登拝した帰りである。2度目は、先月の9月中旬に、万博に行ったその日の夜である。どちらも、相手は綺麗な方であったけれど、膣イキ... -
本田望結さんが、何故、抜けるかについて小川晶市長を絡めての考察
https://twitter.com/KeyserSoze0209/status/1972972189516222965 こんなに下世話なことを書こうという気になるのも、私のブログで、繰り返し読まれているのは、風俗のブログが多数派であり、それを利用しながらの葛藤やジレンマをテーマに書いてあるもの... -
映像の世紀バタフライエフェクト 9.11 ラストボイス!を観て世界の情勢を思う
NHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』では、今回はニューヨーク同時多発テロを取り上げていた。番組は、犠牲者たちが最期の瞬間に家族や関係者へ電話をかけ残したボイスメッセージや、それを受け取った人々の証言を中心に構成されていた。倒壊直前まで... -
万博の余韻と海遊館――ジンベエザメが泳ぐ巨大水槽と大阪の食い倒れ
万博の翌日、海遊館へ 大阪・関西万博を1日満喫した翌日、「せっかくだから海遊館にも寄って帰ろう」と気軽に足を運んだ。ところが午前10時過ぎ、平日火曜日にもかかわらず、入口には長蛇の列。やはり“良いもの”には人が集まるのだと実感した。 ブログも同... -
【大阪・飛田新地】万博のあとに立ち寄った“異世界”──湯けむりとネオンに包まれた夜
万博の熱気を洗い流しに──動物園前駅から風呂屋へ 2025年大阪・関西万博で一日中歩き回り、汗と熱気に包まれた身体を癒やそうと、帰りに動物園前駅で下車。近くの昔ながらの風呂屋に立ち寄りました。 湯に浸かると、あちこちから垢が出てきて、「これだけ... -
【連載第7回】アースマート──命を食べる、その未来を考える
■ 嵐の松本潤が「いただきます」から始まる 扉の前に立つと、巨大スクリーンに松本潤が現れ、手を合わせて「いただきます」と告げる。すると壁がゆっくりと開き、暗がりの中に広がる展示空間──それがアースマートだ。 このパビリオンでは、「食」が限られ... -
【連載第6回】トルクメニスタン館──禁断の国が放つ、異世界の光
■ 「中東の北朝鮮」と呼ばれる国へ 日本館を出たのが17時30分頃。アースマートの19時10分予約まで少し時間があったので、Xで話題になっていたトルクメニスタン館に立ち寄ることにした。 トルクメニスタンは中央アジアに位置し、豊富な天然ガス資源で潤う一... -
【連載第5回】日本館──静かな熱意と循環の未来
■ 地味だけど、胸を打つ日本館 2025年大阪・関西万博の日本館は、他の派手なパビリオンと比べると一見地味だ。エンタメ性で大衆の人気を集めるタイプではない。だが、一歩足を踏み入れると──そこには、日本らしい真面目さと静かな情熱が満ちていた。 最初...