新宿バルボラ 柊ゆう 「清楚系の頂点」と呼ばれた女性に会ってわかったこと

新宿バルボラのキャスト紹介文を読んだとき、私は思わず目を疑った。
遭遇率“0.1%”“10%”、 “清楚系の頂点”といった、大げさとも取れる言い回しが並び、さらに新人が14人も一気に採用されている。新人好きの私にとっては嬉しい反面、「店の格が下がっているのでは?」「質は大丈夫か?」という不安も拭えなかった。

そんな中、“清楚系の頂点”として紹介されていた柊ゆうさんに、今回お願いすることにした。本来は出勤日ではなかったが、東京に行く予定を添えてメールを送ると、驚くほど丁寧で温かい返信をいただき、都合の良い時間での予約が叶った。その文面から滲む穏やかさに、「これは本当に清楚な女性なのかもしれない」と、自然と胸が高鳴った。

待ち合わせ場所の階段に向かうと、踊り場には誰もいない。さらに降りていくと、少しぎこちない笑顔の女性が立っていた。その佇まいは、いわゆる“業界の空気”とは対照的で、紹介文の「清楚」は誇張ではないと直感した。
部屋に入ってからも、彼女の整った顔立ちや肌の美しさ、控えめながらも気遣いのあるリードに、終始心をつかまれた。

話を聞けば、彼女は福岡から上京したばかりで、上野公園の美術館に通いやすい場所を選んで住んでいるという。
ただ、上野周辺は外国人価格が横行していて外食が高いらしく、「ほとんど自炊です」と笑っていた。その庶民的な目線もあれば、働く理由は“大学院の学費と生活費のため”。いわゆる“業界に染まり切った雰囲気”は一切なく、むしろ目標に向かう若々しい明るさがあった。

たまたま予約が取りやすい時期に巡り合えたが、今後は間違いなく会いづらくなるだろうと感じた。福岡の高級店でも働いていたらしく、余計な慣れではなく、丁寧さのある所作が印象的だった。

私は東京都美術館でゴッホ展を観た帰りだったが、彼女も写メ日記に書いていたとおり、同じくゴッホ展を訪れていたという。
「ゴッホが26歳で画家になる決心をしたと知って、自分も大学院に挑戦しようと背中を押されたんです」と話す彼女の表情に、強い共感が湧いた。
上野は海外の名品が集まる特別な場所であり、文化的に恵まれた東京に住むことの意味を、あらためて噛みしめた。

さらに聞けば、フェルメール展の際には福岡から飛行機でわざわざ観に来たという。
私は大阪万博が遠いことに不満を漏らしていたが、「本当に価値のあるものは大抵東京に集まっている」という事実を突きつけられた気がした。
彼女は美術館巡りが好きなのかと思ったが、意外にも“園芸を鑑賞すること”が好きなのだという。
「それなら、横浜で2007年に世界最高峰の園芸万博がある」と伝えると、まだ知らないようだった。
もし予定どおり大学院に進めれば、ちょうど在学中に日帰りで横浜園芸博に行ける。
それが彼女の東京での新生活を彩る、最高のはなむけになればいいと思った。

福岡時代、大学院進学を親に相談しても「女の子は行かなくていい」と言われ、兄弟は進学したという。“ガラスの天井”を感じて育ってきたという彼女の話は、胸に刺さった。
私自身も、社会の見えない“ガラスの地下室”にいるような感覚を抱えながら生きている。
だからこそ、彼女にはその天井を破り、ゴッホのように個性を貫き、普遍へ至る道を歩んでほしいと思った。

そんな思いが自然と湧き上がってくるのだから、やはり柊ゆうさんは“清楚系の頂点”と呼ばれるにふさわしい女性なのだろう。

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