横浜・関内で楽しむ大人の週末――訪れたのは、あの「Japan Club プレイボーイ」。神奈川近代文学館への道中に立ち寄ることにした。高級店に行くときは、最低でも1週間前から計画を練るものだが、今回は行き当たりばったりの冒険だ。仕事を終えてから、関内の東横インに泊まろうと車を走らせたが、カーナビが示す1時間を大きく超え、2時間近くかかってしまった。都市の中心地だけあって駐車代金も高く、何をするにもお金が絡む横浜の洗礼だ。
宿泊先の東横インでは、朝食が手作り感あるおにぎりに代わっており、温かいウィンナーとともに、思わずホッとする味わいを楽しめた。費用を抑えながらも満足できるのは、旅先でのちょっとした癒しでもある。
事前に「Japan Club プレイボーイ」に電話し、富優美さんを指名。翌朝10時の予約を入れることができた。高級店というと貧乏性が抜けず、ランカー以外を指名することはない私だが、彼女の品のある写真とコメントから、内に秘めた知性を感じたのが決め手だった。いわば、港町で日常の疲れを癒し、かつての海兵隊のように心をリフレッシュしたいというニーズにピッタリだ。
彼女と階段口で初めて会った瞬間、私の心に何かが響いた。室内に入るとサービスが始まり、その明るいテンションに最初は圧倒されるほど。普段、慌ただしい日々の疲れからどこか倦怠感を抱えていた私には、そのエネルギーが新鮮に感じられた。
ふと「普段の休日は何をしているんですか?」と尋ねてみた。彼女はアレクサを使って、部屋の電気を調整したり、チャンネルを変えたりしているという話を楽しそうにしてくれた。今どきのハイテク生活を取り入れた彼女の話を聞きながら、緊張も少し和らいでいく。
さらに会話が弾んで、劇団四季の作品についても話が盛り上がった。彼女のお気に入りは「ノートルダムの鐘」「オペラ座の怪人」「アラジン」だという。影のあるリアルさが好きだという点で意気投合し、特に「アラジン」については盗人の青年が王女と結婚するという設定も含め、劇団四季の表現力が存分に発揮されていると感じた。彼女の劇への理解力に、私はさらに惹かれていった。
また、私が「安部公房展に行く予定だ」と言うと、彼女も最近、安部公房の100周年を記念して『砂の女』の文庫本を手に取ったという話をしてくれた。孤立感を描いた作品に共感する姿に、私も都会生活で感じる孤独を重ね、彼女が日々の仕事の中で抱えている孤独を垣間見た気がした。
最後にマットプレイでのひととき。すべてを彼女に任せることで、心身が包み込まれる感覚を味わう――それは、故郷を思い出すような、何か懐かしい温もり。ふと心に浮かんだのは「カントリーロード」のメロディ。富優美さんも、どこか母のような優しさを持っているのだろうかと、そんな考えがよぎった。
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