台風の影響で変更された旅行計画
2019年9月9日(月)、私は京王多摩センター駅から始発電車で新横浜駅に向かい、その後鳥羽港を経由して神島に行く予定でした。しかし、前夜から台風が関東地方を襲い、電車の運行が10時まで遅延。鳥羽に到着したのは午後3時でした。次の神島行きのフェリーは午後5時40分発ということで、急遽予定を変更して鳥羽水族館を訪れることにしました。
鳥羽水族館の魅力と驚きの展示
鳥羽水族館に入ってすぐ、ウミガメが上から降りてくる水槽に出迎えられました。大きな甲羅とゆったりとした動きに、まるで海中を漂っているかのような気分を味わえました。
近海で採れる魚たちの展示では、鮮やかな黄色の光沢が特徴的な魚たちが泳いでおり、その美しさに目を奪われました。
水族館内の展示は、まるで海中を探索しているかのような演出が施されており、特に大きな巻き貝が底深くで生きている様子は圧巻でした。
また、サメの仲間がすばしっこく泳ぎ回る姿も見逃せません。彼らの動きは、見学者をまるで餌に見立てているかのようで、その迫力に圧倒されました。
アシカショーと女性スタッフの魅力
アシカショーでは、アシカが輪投げを首に受け止めたり、フリスビーを口でキャッチしたりと、その巧みな技に観客は大いに盛り上がりました。
特にショーを盛り上げる女性スタッフの明るく無邪気な声と観客を元気にさせる姿に、私は感動しました。都心ではなかなか見られない純朴さを感じさせ、彼女の存在がショーを一層引き立てていました。
多彩な展示と生き物たちの魅力
他にも、ピラニアやアフリカから持ち帰られた魚、カピバラなど、多彩な生き物たちが展示されていました。特にピラニアの鋭い歯とアマゾンでの恐れられている話を聞くと、見ているだけで背筋がゾクゾクします。
カピバラの餌やりタイムでは、多くの女性客が携帯を片手に写真を撮る光景が印象的でした。
クラゲの展示は特に美しく、ライトアップされたクラゲがゆったりと漂う姿は幻想的でした。
ラッコの可愛らしい「お祈りポーズ」も見逃せません。ラッコはその愛らしい仕草で観客を魅了し、多くのカメラが向けられていました。
水族館ならではの豆知識
鳥羽水族館には、知識を深めるための情報も豊富です。例えば、ウミガメは長寿の象徴として知られていますが、その長寿の秘訣は何でしょうか?ウミガメは甲羅に刻まれた年輪を通じて年齢を測ることができます。また、クラゲの展示を見ていると、クラゲは95%が水分でできていることに驚かされます。こんなにも美しい姿が、ほとんどが水分で構成されているなんて、不思議ですよね。
まとめ
鳥羽水族館の訪問は、私の旅の中で最も楽しいひとときでした。三島由紀夫の書物を通じて知的興奮を覚えましたが、水族館の展示はそれ以上に直感的に楽しむことができました。旅行中の学生たちが「テンション上がってくるわ」と話していたのもうなずけます。鳥羽水族館は、誰もが楽しめる場所であり、その魅力は一度訪れる価値があります。
鳥羽水族館の訪問記を通じて、読者の皆さんにもこの素晴らしい場所の魅力を感じていただければ幸いです。次の旅先に迷っている方は、ぜひ鳥羽水族館を訪れてみてください。