nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

岡田監督 最下位を想定外と言わないで! 嘘だっと言ってよ彰布!

岡田阪神2年目も、メンバーほぼ固定の守りの野球。相手の隙に乗じて攻撃に転じ、価値にいく昔の野球で、昨年は日本一になった。他球団ならやらない野球と言われている。今の若い人達に合わないということ、また、見ている人達が、つまらないと思えるというものである。

采配には、わかりやすいロジックがあり、勝ちにいくために、最大限の努力をしているのはわかるし、納得がいく。しかし、日本が初めて、サッカーでワールドカップに出た際、岡田監督が、ひたすら守りを固めて、後半で反撃に出るやり方をしていて、見ていて弱者の兵法といわれるもので、楽しいものではなかった。王者のサッカーでもないし、今の阪神も、王者の野球ではないと感じる。だから勝敗以前に、見ていて面白くないのだ。大スター選手が1人でもいれば、楽しいのかもしれないけど、近本、中野では、ものたりない。大山は、昨年、フォアボールによる出塁率で騒がしたが、元々、どんどんと安定して打つバッターでもないし、今年は研究されたのか、不調続きで元気なく思える。

昭和生まれの私としては、テレビで観るプロスポーツといえば、野球のみといった環境であったけど、現代では、スマホがあり、楽しい動画を見続けていられるほどに、娯楽がたくさんある。脳のドーパミン(快楽物質)が湧いてくるものがあり過ぎて、多くの人々は、快楽のインポテンツになりつつある。もっと刺激的なものが欲しく、もっと新しいものに触れたいという欲求が、ひっきりなしに更新されていく、世にも恐ろしい世界に私達は住んでいる。だから、阪神の昭和の野球が、つまらなく思えるのだ。

球場にいって楽しむ分には、また違った楽しみ方があるけど、野球人気が続くにしても、もう隆盛を極めているから、これからは、少しずつ野球離れも進んでいくのだろうと懸念している。大リーグでは、ピッチクロックというものが出来て、イニングの時間を短縮する努力をしているし、ファンあってのベースボールである努力を怠らない。マーケティングの聖地、アメリカに学ぶことも、日本のプロ野球にとって大切なことではないか?

ここまで愚痴を散々述べさせていただいた。ここからは、現在の阪神タイガースについて、具体的に述べたいと思う。
昨年は、投手力が開幕から素晴らしく、クオリティースタート(初回から6回まで3点未満?)であった試合が多かったが、今年は、点数をとられて苦労する試合が、散見される。また、投手が良く抑えていた試合でも、昨日、令和6年4月4日(木)のDENA戦のように、一本がでない試合という矢野野球に逆戻り現象がおきてしまっている。

レギュラー固定で、守備重視で、守りを良くし、攻撃のリズムにつなげていけた昨年と違って、打てないのだ。森下は、数字は上がってこないけど、ここ一番の決定的な一本で勝利に貢献している。大山、佐藤は、ちょっとこのままだとつらい。とても、他のチームのクリーンナップと比較すると粗が目立ってしまう。佐藤は、スウィングが鋭くなって、空振りのところが、当たるようになってきた。しかし、大山が、春の大山になっている。

木浪も守備はよいけど、打撃では、ここぞの場面で存在感を示していない。優勝したことで、シーズンオフに、テレビに選手たちがへらへらとやにさがっている姿が映っていたけど、慢心しているように思えた。中野も美人な奥さんをもらって、世界一、日本一を達成して、ハングリーさがなくなってきている。もともと、上本博紀のような雰囲気ではなく、1塁ベース上で、歯をみせて、得意そうに、悪ガキ野球少年のような風貌であったから心配していたけど、その通り、今年は、打撃に迫力がなくなっている。

ここまで悪口を書くと、なら応援しなければいいではないかと言われそうだ。私の父親は、もうすぐ90歳になるけど、阪神タイガースの活躍だけを楽しみにして生きている。一種の宗教活動といえるぐらいに、のめりこんでいる。母親も、腰が大きくまがり、余命という言葉がよぎるほどであるけど、同じく阪神戦を一家で観戦することが生きがいとなっているほどなのだ。我が家のダイナモ阪神タイガースを、不滅であるためにも、岡田さん、名采配を頼みます!

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