悟りの映像– category –
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飛田新地と万博──孤独な男が歩いた「人間の欲望と再生」の2日間 一人で歩いた万博の夜明け──20万人の熱狂と、小さな善意の物語(後編)
コモンズD──“食こそ万博の中心” 住友館の予約まで、50分ほど余裕があった。時間は13時10分。万博の来場者数がピークを迎える頃だ。私は軽い気持ちで「コモンズD」を歩いてみた。ところが、入ってすぐに入場規制。間一髪のタイミングだった。 コモン... -
飛田新地と万博──孤独な男が歩いた「人間の欲望と再生」の2日間 一人で歩いた万博の夜明け──20万人の熱狂と、小さな善意の物語(前編)
2025年の大阪・関西万博が、いよいよ閉幕まで残りわずかとなった。私は、9月16日に訪れたときに20万人の人の波を経験している。その教訓から、今回は「朝9時にトップ入場」を目指し、万全の準備で挑んだ。午前11時を過ぎれば人の流れが膨張し... -
本田望結さんが、何故、抜けるかについて小川晶市長を絡めての考察
https://twitter.com/KeyserSoze0209/status/1972972189516222965 こんなに下世話なことを書こうという気になるのも、私のブログで、繰り返し読まれているのは、風俗のブログが多数派であり、それを利用しながらの葛藤やジレンマをテーマに書いてあるもの... -
映像の世紀バタフライエフェクト 9.11 ラストボイス!を観て世界の情勢を思う
NHKの『映像の世紀バタフライエフェクト』では、今回はニューヨーク同時多発テロを取り上げていた。番組は、犠牲者たちが最期の瞬間に家族や関係者へ電話をかけ残したボイスメッセージや、それを受け取った人々の証言を中心に構成されていた。倒壊直前まで... -
【連載第7回】アースマート──命を食べる、その未来を考える
■ 嵐の松本潤が「いただきます」から始まる 扉の前に立つと、巨大スクリーンに松本潤が現れ、手を合わせて「いただきます」と告げる。すると壁がゆっくりと開き、暗がりの中に広がる展示空間──それがアースマートだ。 このパビリオンでは、「食」が限られ... -
【連載第6回】トルクメニスタン館──禁断の国が放つ、異世界の光
■ 「中東の北朝鮮」と呼ばれる国へ 日本館を出たのが17時30分頃。アースマートの19時10分予約まで少し時間があったので、Xで話題になっていたトルクメニスタン館に立ち寄ることにした。 トルクメニスタンは中央アジアに位置し、豊富な天然ガス資源で潤う一... -
『新・JAPONISM』体験レポート
縄文土偶から初音ミクへ――“祈り”が育んだ日本アニメ文化の源泉をたどる1時間 メタ情報 想定読者:日本文化・アニメ・美術展に関心のある20〜50代 SEOキーワード:新JAPONISM, 東京国立博物館, 体感型展示, アニミズム, 日本アニメのルーツ 想定文字数:約... -
鬼滅の刃は、ジキルとハイドの物語だった──鬼の中の“人間性”が、心を揺さぶる理由
鬼滅の刃』を観ていて、ふとこう思ったことはありませんか? 「この鬼たち、本当に悪なのだろうか……?」 血を浴びるような戦闘、壮絶な死闘、そして切なく消えていく鬼たち。その姿は、まるでロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説『ジキル博士とハイ... -
【保存版】『L.A.コンフィデンシャル』徹底レビュー
――1950年代ロス市警の闇をえぐる傑作ネオノワール、その魅力と現代的示唆 この記事でわかること 3分でつかめる物語の全体像(ネタバレ最小) 主要キャラの相関と“二つの正義”のぶつかり合い アカデミー賞2冠を勝ち取った脚本力&演出術の秘密 令和の日本で... -
【映画レビュー】『別離(A Separation)』――イラン発、“家族”と“信仰”がぶつかる瞬間にあなたは何を選ぶ?
――迷ったら観てほしい。110分が過ぎたあと、あなたは“シンプルな正解”が存在しない現実を突きつけられ、しばらく動けなくなるはずだ。 ▼この記事でわかること 3分で読めるネタバレ最小あらすじ 〈介護・信仰・格差〉という“イランのリアル”と“日本の明日”... -
『ノーアザーランド』が伝える中東の現実~私たちは見て見ぬふりを続けるのか?~
映画『ノーアザーランド』は、故郷の土地を守るために命を懸ける人々の姿をリアルに映し出した衝撃のドキュメンタリーだ。私たちは日々スマホを手にし、世界中で起きている悲劇を目の当たりにしているが、どれほどの人が本気で心を動かされているのだろう... -
40代サラリーマンが語る異動先の現実|会社の理不尽と管理職ストレスを乗り越える方法
まさかの“キャリアアップ”という名目で飛ばされた先が、社内にいる“お荷物社員”総動員の部署だった。そこにいるのは他店で戦力外と判断された面々ばかり。そのメンバーをまとめて利益を出せと言われても、正直、無理ゲー以外の何ものでもない。 日本は少子... -
【映画『ANORA アノーラ』徹底レビュー】ストリッパーから純愛へ──衝撃のあらすじ&感想とアメリカ映画の自由なイノベーション精神
圧倒的な刺激に満ちた映画『ANORA アノーラ』を観た瞬間から、私はその世界に引きずり込まれ、一時も目が離せなくなりました。公開直後から世界中で話題騒然──「もしかして今年一番の衝撃作か?」という期待を抱きつつ劇場に足を運んだのですが、期待はは... -
ウクライナ戦争の泥沼化:100万人超の犠牲者、トランプとゼレンスキーの攻防、そしてAI覇権戦争へ
ウクライナとロシアの戦争が始まって、もうすぐ3年。この間に100万人近くが命を落としたという報道がある。21世紀の今、最先端の兵器を使って人が殺し合う現実は、あまりに悲惨だ。ウクライナでは民間人の犠牲が増え続け、戦争の終わりは見えない。科学技... -
【衝撃】NHKスペシャル『臨海世界』が映し出した“ウクライナ女性兵士”の壮絶な実態
「普通の市民だった彼女たちが、なぜ自ら戦場へ向かうのか?」 NHKスペシャル『臨海世界』で描かれたウクライナの女性兵士の姿は、私の想像をはるかに超えていました。元は街で暮らす一般の女性だった彼女たち。しかしロシア軍の侵攻と度重なる暴力、そし...