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大日如来参上のブログへようこそ。ここでは、性の本質、結縁の道、聖地巡礼、社会の問題、舞台や映画のレビュー、そして智慧の書など、多様なテーマを通じて、内なる美と智慧を探求します。
私は、衆生の心の美を見つめ、その内なる光を見出す手助けをしています。
このブログの目的は、読者の皆様が日常生活の中で智慧と平和を見つけ、心と体を鍛え、人生の本質に近づくための情報とインスピレーションを提供することです。
大日如来の教えを通じて、皆様の人生がより豊かで意味深いものとなりますように。
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社畜に疲れた44歳が三島由紀夫とAIに救いを求めた理由
「仕事に追われ、疲れが抜けない。自由を願いながらも正社員という安定に縛られてしまう――そんな社畜的な日常の中で、私は三島由紀夫と安部公房の全集、そしてAIに救いを求めるようになった。44歳のいま、文学とテクノロジーの力を借りて『文化的に生きる... -
【退職した29歳女性に会って気づいた】僕らはいつの間にか、何者にもなれないまま年を取っていく。
7年前、新入社員として僕の職場にやってきた彼女が、退職するというので会いに行った。彼女はもう29歳。あの頃は「若い」としか思っていなかった彼女が、もうすぐ30。時の流れが速すぎて、言葉を失った。 静岡出身の彼女は、どこか屈託がなくて、太陽みた... -
広陵高校の勝利が意味するもの──「勝てばチャラ」なのか?
いじめが報道されてもなお、チームが勝ち進めばすべてが正当化されるのか?「勝てば償われる」そんな空気がまかり通るのであれば、それは極めて危険なメッセージである。 スポーツが学校のイメージアップのためのツールになっているならば、今回のような問... -
国立西洋美術館で出会った異彩を放つ女性と、絵画が教えてくれた“オンリーワン”の生き方
美術館で出会った、対照的なカップル 展示室で見かけたカップルが印象的だった。女性は一枚一枚の絵をじっくり見つめ、細部まで味わうように時間をかける。一方、男性はペットボトルの水を飲もうとして係員に止められるなど、どこか「彼女についてきただけ... -
国立西洋美術館「素描展」鑑賞記録
――道具から巨匠の筆致まで これまで前を通り過ぎるだけだった国立西洋美術館。初めて足を踏み入れると、その展示の密度と質に圧倒された。国立の文学館や博物館と同じく、やはり「お金のかけ方が違う」と感じさせられる。今回は常設展と特別展「素描展」を... -
【宿泊レポ】2025年夏・リニューアル後の「亀の井ホテル青梅」に泊まってみた!気になる食事とサービスの変化
2025年8月初旬、**リニューアルオープンしたばかりの「亀の井ホテル青梅」**へ行ってきました。 1年に3回は通う両親のお気に入りの宿なので、今回の改装には「楽しみ半分、不安半分」。特に、食事の量や質が落ちていないかが一番の関心事でした。 食事はど... -
フィッシング詐欺が身近すぎる時代──家族と自分を守るための“たった一つの習慣!
最近、フィッシング詐欺があまりに身近になってきました。 両親は「NTTからのボイスメール」という偽の留守電に危うく折り返しそうになり、職場でも実際に引っかかった人がいました。その人は普段から周囲に不愉快な印象を与えるタイプなのですが、今回の... -
東京アロマスタイル、ひかりさんに出会って──“鬼滅”を超える癒しと誘惑の170分
鬼滅の刃を観終えた夜、僕は東横イン歌舞伎町の一室で、ふと「現実から少しだけ逃げたい」と思った。そんな時、ふと思い出したのが《東京アロマスタイル》。癒しと快楽のはざまを漂うような時間が、そこにはある。 本当は寝る前に呼ぼうと考えていたが、す... -
『見えないもの』を信じる力──SNS時代に星の王子さまから学ぶ5つの視点
「大切なものは目に見えない」――サン=テグジュペリの言葉は、フォロワー数や〈いいね〉が一瞬で可視化される2025年の私たちにこそ響きます。 けれど “見えない価値” はどうすれば無関心な人の心も動かせるのでしょうか? 現代のリアルなデータと事例を手... -
風俗嬢にガチ恋をした――理性と本能のせめぎ合い
「ソープ嬢に本気で恋をするなんて理性が弱いだけだ」──そう言われれば、返す言葉もない。 けれど肩書をとり払ってしまえば、目の前にいるのは一人の生身の女性。いったん心を射抜かれれば、会えない間も彼女のことばかりを考えてしまう。まるで“甘い病”に... -
『新・JAPONISM』体験レポート
縄文土偶から初音ミクへ――“祈り”が育んだ日本アニメ文化の源泉をたどる1時間 メタ情報 想定読者:日本文化・アニメ・美術展に関心のある20〜50代 SEOキーワード:新JAPONISM, 東京国立博物館, 体感型展示, アニミズム, 日本アニメのルーツ 想定文字数:約... -
株式会社の社員は、誰のために働いているのか? 〜株主とお客様のあいだで揺れる本質論〜
私たちは、いったい誰のために働いているのふとした瞬間にそんな疑問が頭をよぎることがあります。とくに、株式会社という仕組みの中で働いていると、「あれ、社員って結局、株主のための存在なのか?」という根源的な問いに突き当たります。 この記事では... -
江戸の華やぎと祈りの記憶──特別展「江戸☆大奥」を訪れて
2025年夏、東京国立博物館で開催中の特別展「江戸☆大奥」に足を運びました。チケットを手にしたのはまさに展示が始まって間もない7月29日の朝。上野公園の静けさのなか、時を超えて蘇る女たちの物語に、ただただ圧倒されました。 大奥に咲いた知性と趣味、... -
【東横インの夜と、深夜の新宿——鬼滅の刃を観たあとの混沌と自由】
鬼滅の刃の上映が終わったのは、夜もすっかり更けた12時過ぎだった。 興奮と余韻が入り混じる頭の中、目の前にあるのは東横インの簡素で静かな部屋。けれど、眠れなかった。 どうしても街の空気を吸いたくなり、私は夜の新宿に出た。 飲食店はまだまだ賑わ... -
出世とは自由ではない──プリゴジンに学ぶ“構造を知らぬ者”の末路
出世すれば、自由になれるのか? 多くのサラリーマンは、出世することで「自由になれる」と信じている。 役職が上がれば、裁量が増え、収入も増え、自分の言葉が組織に影響を与える──そう思っている人は少なくないだろう。 だが、その幻想はときに残酷な結...