最近、SNSを見ていると「すべては簿記3級から」という投稿をよく目にします。経済の基礎を学ぶなら、まず簿記からというのはもはや常識のようです。教養として学ぶという動機では少しモチベーションが湧きにくいかもしれませんが、経済やビジネスの流れを読み解くためには、簿記の知識が不可欠であることを痛感しています。簿記を学ぶことで、世の中を新たな視点から眺める力が身につくのです。
私は、これまでSNSを断って読書や自己成長に注力しようと考えていましたが、SNSからも学びは多いと感じるようになりました。日々投稿される情報の中には、時々「これだ!」と思わせるような貴重な洞察が含まれているからです。例えば、イーロン・マスクが推進する自動運転技術。Xでの投稿で、未来はもうすぐそこだと感じる場面が増えています。自動運転のコンセプトは「運転は目だ」というマスクの考え方に基づき、車が運転手なしで走る姿を目の当たりにすると、まさにSF映画の世界が現実化しているようです。
ところが、電気自動車が注目を集める一方で、トヨタ自動車が10年以上も自動車販売台数で世界をリードしている事実は意外と知られていません。欧米諸国がエコフレンドリーな電気自動車に注力する背景には、トヨタへの対抗心や、かつてのJapanバッシングの名残があるのかもしれません。スポーツの世界でも、バレーボールのネットを1センチ上げるだけで日本が勝てなくなるといった話を耳にすることがありますが、それに似た競争の構図が垣間見えるのです。
さらに、職場での人間関係にも触れておきたいと思います。私は現在、鮮魚部門で働いていますが、ここでもチームの人間関係に問題が発生しました。仲の悪い2人のパート従業員が衝突し、結果的に1人が職場を去ることに。私はその後、責任者として1年間この問題に取り組み、時には自分を犠牲にしてまで職場を支えてきました。この経験を通じて、やる気は待っているものではなく、行動から生まれるものだと実感しました。
昨年、競合店が閉店していたこともあり、非常に良い成績を収めることができました。しかし、今年はさらに高い目標が設定されており、正直なところ窒息しそうです。サラリーマンとしての生活は、マルクスの言う「剰余利益」の犠牲者でしかないと感じることもあり、時にはやる気を見失いそうになります。それでも、自分の足で歩き、健康でいられることの幸せに気づける瞬間があるのはありがたいことです。
結局、私たちは100年後には誰もいないのです。だからこそ、今この瞬間を大切にしなければならないと思うのです。スマホを手に取り、SNSを眺めながら、少しでも明日へのやる気を蓄えている自分がいる。それが私の今日の姿です。
皆さんも、簿記の勉強を始めてみませんか?それが未来への第一歩になるかもしれません。
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