最近、薄毛治療をサボってしまっている自分に気づきました。数ヶ月間、リアップのジェネリックを使わなくなり、ミノキシジルやプロペシアも購入したものの、飲むべきか迷い続けています。独身で、女性の目を気にする必要があるのかという葛藤が常に頭をよぎります。仕事では帽子をかぶっているし、健康診断の結果も芳しくないこの頃、果たして見た目にどれだけ気を使うべきなのか…。
そんな折、高校時代の野球部の友人から久々に連絡がありました。「集まりに顔を出さないか?」と。キャプテンの結婚式以来の連絡で、卒業後に活躍しているメンバーが中心となっているこの集まりに、正真正銘のレギュラーでもなかった私は、正直なところ敬遠していました。ですが、6年振りに送られてきた4人の集まりの写真が、私の心に何かを訴えてきたのです。
数週間前には、母校の試合を観に行き、偶然にも当時の監督が隣に座って観戦していました。痩せこけてはいたものの、声だけはあの頃のままでした。その声を聞くたびに、高校時代の風景が蘇り、あの頃と今との間に、何が変わったのか、何が変わらないのかを考えさせられました。
再来年には、私が誇りに思う母校も閉校してしまいます。かつては総理大臣も輩出した名門校が、時代の波に飲まれて歴史の幕を下ろすことになるのです。野球部で過ごした日々が無くなってしまうようで、深い悲しみとむなしさが込み上げてきます。
このような時代の移り変わりを感じながら、私は再び考えます。女性の目を気にして、薬に頼る必要があるのか? それとも、変わり続ける社会の中で、自然体で自分を受け入れるべきなのか?
↑1試合だけでも、これだけの人のサポートで成り立っているんだなぁ。