※この記事は、過去の記事をよりよく書き直してものです。
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感染拡大のニュースと心配事
ある日、私は絵里さんにこんなメールを送りました。
「お疲れ様です!今日は67人も感染者が報告されましたね。夜の街で働く人たちが検査を受けているからか、もっと多くの人が感染している可能性もありそうです。選挙があるから報道が少し和やかになっている気がしますが、これ以上増えると、また自粛要請が出るかもしれませんね。絵里さんは、老人ホームで働いているから、特に神経質になりますよね。」
絵里さんからの返信には、彼女自身も家族の健康を心配しながら日々を過ごしていることがわかります。
「こんにちは。池袋あたりは特に危険みたいですね。私の父も抗がん剤治療中で免疫が下がっているので、気をつけないといけないんです。昨日は施設で期日前投票があったんですけど、珍しく何もハプニングがなかったので拍子抜けしました。」
このやりとりで、私は彼女が抱える不安を改めて感じ、同じように不安を抱えていることに安心感を覚えました。
絵里さんのお父さんの緊急入院
ある夜、絵里さんから突然のメールが届きました。
「こんばんは。父親が救急搬送されて入院になったんです。集中治療室にいるんですが、あまり良い状態ではないみたいです。小学生の頃からこういうことがずっとあったんですけど、やっぱり凹みますね。しばらくお返事ができないかもしれません。」
この知らせを受けて、私は彼女の不安を少しでも和らげるため、できる限りの言葉を送りました。
「お父さんが集中治療室にいるなんて大変ですね。私も母が定期検診に行って、小さい梗塞が見つかった時は、とても不安になりました。でも、少しでもお父さんが元気になられることを祈っています。」
回復への兆しと日常への期待
その後、絵里さんから父親が一般病棟に移れたとの報告がありました。少し安心した私は、こう返信しました。
「こんにちは!父親が一般病棟に移れたということで、ほっとしています。絵里さんのお父さんもご無事で良かったです。東京はGO TOキャンペーンの対象外になっていますが、経済とコロナの両立が叫ばれていて、どこも厳しい状況ですね。私も、コロナが終息しないと、普段の生活に戻れないなと思っています。」
数日後、絵里さんから、ついにお父さんが退院されたとの嬉しい報告がありました。
「父が退院することになりました。とりあえず一安心です。お気遣いありがとうございます。私も早く普段の生活に戻りたいですね。」
絵里さんのお父さんが無事に退院されたことで、私たちは再び日常の生活へと少しずつ戻りつつあります。このように、婚活という日常の中で感じる不安や喜びを共有しながら、互いに支え合っていけることに感謝しています。これからもお互いの成長を見守り、共に歩んでいけるような関係を築いていきたいと願っています。