MIROでのショッピング
汗びっしょりになった服を変えようと、生活用品を扱っているMiroという店に行きました。入口上の怪獣のオブジェが面白いので撮影しました。
弓ヶ浜海水浴場
南伊豆休暇村の前には弓ヶ浜海水浴場があります。白い砂浜が弓なりに広がっていて、水泳が苦手な私でも泳ぎたくなるほどです。
ウミガメの産卵地でもあるため、見つけた人はすぐ通報してほしいとの掲示があります。
南伊豆休暇村の印象
休暇村は、国や地方公共団体が整備した公共施設だけあって、建物はしっかりしていて、同じ金額で民間のホテルを利用したら、これほどの食事やサービスは受けられないでしょう。しかし、ホテルや旅館の宿泊客への気持ちが、やはり細かいところに現れる点が民間と違います。すべてがマニュアル通りに運営されている印象です。
安良里漁港の訪問
明日、西伊豆の安良里に行きます。三島由紀夫著『獣の戯れ』の舞台となった場所を巡るつもりです。まずは『剣』の作品で取り上げられたお寺、西成寺を訪れました。ここで部員が下宿しました。
安良里漁港に到着。潮のにおいが強く、小さい漁船が入江に沿ってずらりと並んでいます。
三島由紀夫の描写によると、西伊豆の伊呂という小さな漁港は港が深い入江の東側にあり、山の接した西側では入江はなおいくつもの小さな触手を伸ばしています。工場から貯油タンクへ、タンクから倉庫へと舟で行き来するほかはないそうです。
伊呂村は純然たる漁村ですが、山に近い東側には多少の田畑が広がっています。郵便局の前をしばらく行くと家並みが途絶え、道はまっすぐに村社へ向かって田の間をゆきます。その途中で右折すると、山腹に累々と建てられた新墓地へ一本道が次第に勾配を加えて高まります。
黄金崎の断崖は沖天の日光が真上からなだれ落ち、こまかい起伏は光にことごとくまぶされて平滑な一枚の黄金の板のように見えます。断崖の下の海は殊に碧く、異様な鋭い形の岩が身をすり合わせてそそり立っています。
2人は入江の岸を無言で歩み、入江の一等奥の、さまざまな芥が流れついている海面を眺めました。波ひとつない海の表面には紫色に稀く油が浮かび、さまざまな形の木片、下駄、電球、缶詰の缶、欠けた丼、ゴム靴の片方、安ウイスキーの空瓶などが集まっていました。
横田屋食堂で昼食をとりました。イルカ漁で栄えた街だということが、横田屋の壁に貼り付けてある新聞記事に目を通すことでわかってきました。この村を『獣の戯れ』の舞台にしたのも、こういう歴史を考慮に入れてのことだろうか。
近くの小さいスーパーは、漁港が近いにも関わらず鮮度が悪いのが不思議です。
宝来屋の玄関
三島由紀夫が宿泊した宝来屋の玄関に入りました。
浄蓮の滝
帰りがけに立ち寄った浄蓮の滝。水量が半端ないです。石川さゆりの碑があります。
天城越え
浄蓮の滝のすぐそばでは、新鮮な水を利用したワサビの栽培や、マス、ヤマメ、アマゴ釣りを楽しむカップルも見かけました。昨日の夜か今日の夜か、愛し合ったのだろうか?
修善寺
修善寺に着きました。駐車場利用だけで300円という立て看板がある土産物屋に入りました。修善寺は、夏目漱石が病気療養のために訪れた場所で、血を大分吐いたとされています。修善寺の大患として知られています。また、源頼家が殺害された場所でもあります。
修善寺から三島への列車の窓から富士山を眺めました。さらば伊豆よ!
このブログ記事を通じて、南伊豆や西伊豆の魅力、そして三島由紀夫の作品の舞台となった場所を巡る旅の詳細をお届けしました。これらの画像や体験を通じて、皆さんも伊豆の美しさと歴史を感じていただけたら嬉しいです。