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コロナ感染後の倦怠感が抜けない身体を映画で癒す!

コロナに感染してから、7日目になった。熱が下がってから、4日経った。症状としてのこっているのは、軽い咳喘息、喉に痰が絡んでくる気持ち悪さ、そして、倦怠感であろう。この何をしても疲れて怠い感じは、いつ治るのだろうと心配になる。
今日、朝起きて嬉しかったのは、12時間以上、寝ていられたことである。睡眠がしっかりとれるようになれば、倦怠感も徐々に和らいでいくだろうと考えているからだ。それにしても、まだ寝ていたかったが、今度は夜に眠れなくなるとマズイから無理して起きた。薬も当初もらった咳止め、痰や膿を出す薬はなくなり、今では、気管支を広げる薬だけになってしまった。治療としては、これでいいのだろうか?
本を読むことがひどく辛く感じるので、映画を3本観た。評価の高い映画をということで、『ブックスマート卒業前夜のパーティデビュー』と『第三の男』を観た。
『ブックスマート卒業前夜のパーティデビュー』は、勉強ばかりしてきた2人組の女子高生が、今までの分を取り返そうと、パーティに参加し、遊ぼうとする話である。学校内では、皆ふざけていて、とても進学校の優秀な学生達とは思えない様相を呈している。しかし、ほとんどの進学先や就職先が、偏差値ランキングでいえばトップレベルなのである。コンドームを水風船代わりにして投げ合っていることに代表されるように、笑いに性をからめた問題が多く、下ネタの多さと過剰さに、圧倒されるけれど、そのテンポと間の取り方は、実に小気味良く、見ていて嫌味ではない。
『エイスグレード』の時と違って、リアルに学園生活を描くというものではないから、そこには、いじめはなく、皆が結局仲が良い。徹底したコメディーであり、不可能とされていた学園モノコメディーの新境地を拓いたという評価は正鵠を得ている。最後の場面では、楽しく笑顔で泣いてしまった。
『第三の男』は、ストーリーとしては、第二次世界大戦直後のウィーンを舞台に、親友の事故死に疑惑を抱いたアメリカ人作家を中心に展開するサスペンスというもので、あらすじ自体にあまり魅力を感じなかった。ただ、戦後のウィーンの雰囲気、それがいかに作り物であっても、その場にタイムスリップをして紛れ込んだような幻想を味わうには十分であった。映像のリアルな美しさは観ているだけで異郷の世界に誘われる。アンナ役のアリダ・ヴァリの醒めた魅力は、まさにクールビューティーである。私も生まれ変わったら、彼女のような女性をものにしたいと憧れた。

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カテゴリ
阪神タイガース・プロ野球・スポーツ