人間は、いついかなる時代においても、死を迎えるもので、最終的に物の勝利を認めてきた。そして、宝石というのは、大切に保管すれば、永遠に輝くものであり、人類の夢の姿をモノに託していると言えるのではないか。
様々な色の半透明に輝く宝石を身に付け、永遠の栄光を願ったのだ!
とにかく人ひとひとというぐらい、人で会場がぎっしりです。展示物もゆっくり見れません。
日本の春↑の宝石
日本の夏↑宝石
日本の秋↑宝石
日本の秋↑宝石
日本の冬↑宝石
日本の冬↑宝石
この後の展示室が、過去の施政者(王様・貴族)達が実際に身に付けていた宝石である。紀元前2000年頃のものが展示されていた。それは、牛の姿で、小学生がつくったペンダントのように稚拙であるが、今から4000年前の人の息吹に触れるようで、また、最初の所有者は早く死んでいるのに、ものだけは、この日まで残っているということに、何ともいえない思いがする。
人の一生は短いものだな。
博物館を出たところに、鯨の模型がある。海は広いな大きいな!こんな大きい身体を動かす力がどこにあるのか疑ってみたくなる。