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精子提供を出来るのか? 悩む彼女は何を思う?

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 実際に、精子ドナーとして女性と会うことができて、正直、嬉しい。本来、私が望んでいたのは、婚活ではなく、特定の女性に、遺伝子を受け継いで欲しいということだった。早く気付くべきだったのかもしれない。

 明日から、三島由紀夫『絹と明察』の舞台である滋賀県を訪れる。帰りに日本三大ソープである雄琴のフォーナインに行こうと決めていた。6日前にNO1嬢を予約した。2日前予約で初回限定の場合、8万円を5万円で楽しむことができる。だから、一端予約をキャンセルして、別の携帯電話で予約をかけると、私であることがバレてしまった。最初に予約をかける時に、すべて偽名と偽住所にして、次に、実際の本名と住所にすれば良かったのだ。残念だけれど、取り返しのつかないことをした。フォーナインを出禁になってしまったのだ。

免許証を10万円ぐらいかけて偽造すれば入ることができるけれど、そんなことをしたら本末転倒である。

たった今、2日前の夜中の8時に、電話をかけてみたら、まだ、20時15分で羽根田美月さんの予約枠が空いていた。何も見ずに、2日前に予約をすれば良かったのである。結果論ではあるが、後悔している。しかし、それほど、人気がないのかもしれない。

私は、変わりに同じく雄琴の高級店である皇帝別館のランキング2位の女性である泉のあの予約をとった。彼女は2019年から働いているということだ。風俗で働く年月日が長くなると、ストレスからか、獣じみたオーラを身にまといだすもので、うまく逝けるか不安である。

前置きが長すぎたけれど、今日、精子提供のドナーとして、ドニー(精子提供希望者)の女性と会ってみて、長年、私の心に蓄積していたモヤモヤが晴れた気がするのだ。

私は、秋の川を逆に昇る鮭のように、精子卵子に撒き散らして、遺伝子を地球に遺せたと、脳の記憶に刻めば、今後、仕事、文学等、社会的に価値の高い活動に精進できるだろう。

私は結婚して所帯を持って安心等、ましてや、それを生き甲斐には出来ない男である。しかし、すべての動物は、遺伝子を後世に繋ぐために、命懸けで生きている。私も、例外ではなく、結婚をあきらめるほどに、遺伝子を遺せていないという焦りや憤り、やるせなさが、脳のすべてを覆っていくのだ。そのためには、誰かに精子提供をして、妊娠させればいいとのことだ。

 彼女と話すうちに、自分の本当に望んでいることがわかってきたのだから感謝しなければならない。気が晴れたようだ。なんだか、帰り道、とっても嬉しかった。でも、彼女に断られたら、また、それは随分と辛いな。頭が禿げているからだとしか考えられない。

 CAFEでお茶をして、相対した時に、私の頭部を凝視して、怒りとも悲しみともつかない大きな目をしたのだ。私がじっと彼女の顔を見ていたから、単純に怒っていただけと思いたい。次回の記事は、30分近い会話の内容をここで記したい。

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カテゴリ
阪神タイガース・プロ野球・スポーツ