nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

婚活 岡山美人のあけすけな彼女に複雑な思い!

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12月13日(金)、岡山から彼女が会いに来てくれた。一度はLINEブロックをされた相手であるのに、何故、再度、気を取り直してくれたのかわからなかった。過去記事↓
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原宿駅で10時に待ち合わせをして、代々木公園を二人で散策した。都心でありながら、緑や花々に囲まれた名所とされているが、この時期は、皆、落ち葉となって、裸になった枝が、冬の寒空にさしだされていた。しかし、銀杏の紅葉で有名な場所には、まだ黄金色の葉がわんさとあり、その下で、モデルが腕を頭の後ろに回すなどしてポーズをとっていた。
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歩きながらHさんの口はやまず。休日は何をしていますか? スパイダーマンとか、4Dの映画とかどう思いますか? 渋谷スクランブルスクエアには行ったことがありますか? 何度も思いついたことを聞いてくる。それに応えようとするも、私の興味・関心が世間一般に比べて狭いのでうまくいかない。
代々木公園の散策を終えて、原宿の竹下通りを歩いた。
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そして、裏道(裏原宿)をぐるっと回り、福袋で有名なラフォーレ原宿のファッションビルに入った。
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マネキンに着せてある服装はチャオパニックよりも若々しく、アラフォーの婚活をしている身としては、嫉妬を禁じえない。何故、私は女性との生活を求めなかったのか? 実現不可能な夢があったからなのか? 私の性格が、女性と決定的に合わないからか? と叫びたいほど悲しかった。
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一休みしたいと、台湾発タピオカ専門店「タイガーシュガー」という人気店で休むことになった。
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看板商品、黒糖ボバミルクを頼む。彼女はお金を出す気はないらしかった。ボバというのは大きいタピオカのことらしい。ナタデココが流行った時は、新感覚の食感にうなずいたが、タピオカは軟らかいグミを噛んでいるようで、何故流行るかがわからない。店内は女性ばかりだった。女性は流行に弱いのだろう。
座ってすぐに、お付き合いしたい気持ちでおりますと告げた。岡山から来てくれて頻繁に会うこともできないのだから、すぐ自分の思いを告げることが礼儀であると考えた。もっと素直に、今まで出会った女性にも率直に想いを告げるべきだったという反省もある。
ふいをつかれたのか、急に彼女は押し黙った。私が婚活をやめたことを本当なのか問い詰めてきた。気になっていることとして、私の頭皮が薄いことを指摘してきた。昔の髪がはえていた頃の写真を見たがるのだ。子供が生まれた時、遺伝についての心配があるそうだった。筋トレをしたり、肌の手入れもして欲しいそうで、老いていく姿を見たくという。この頃の女子高生は、男子に化粧をして欲しいそうで時代が変わったとうなずいていた。
東京散歩の本を渡すと、それをひたすらめくって随分と考えているようだ。20年版というのを指さすから、昨日買ってきたと言うと、「おかしいなぁ、私がいいと思う人は結婚しているんだけどね」と話してくれた。嬉しかった。この言葉で、1年間の私の婚活は報われた気持ちになった。
それから、彼女が今まで出会った男性についてあけすけに話始めた。お台場に何回連れていってくれたかわからないけど、今となっては、名前と顔が一致しないし、夜景が綺麗な場所に連れていってもらったこともあるけど、私は星が好きなんだと言う。椅子のひき方とか、コートの着せ方とか女性慣れしている人もいたけど、ちょっとぎこちないぐらいが本当は完璧なのに、わかっていないなぁと嘆いている。
その後はカラオケに行った。コンサートに行ったことあるか? と聞かれて、佐野元春しか行ったことがないと答えてしらけていたけど、佐野元春の「SOME DAY」を歌うと、急にHさんは心を開いて話し始めた。
「変態なところありますか?」
と聞いてきた。キョトンとしていると、今まで出会った変態な男性の紹介を始めた。
 婚活パーティーでいきなり髪のにおいを嗅いでくる男、電車で寝たふりをしていると、胸を触っていなくなる男、トイレに行く間に、バッグの中を物色する男、カラオケボックスで、身体の相性を確かめたいと部屋の外に出そうとしない男、その他もろもろ、聞いていて、男は獣なのだというのはわかる気がした。人類は皆、カトリックのように、子作り以外のセックスは罪にすればいいのにと言い始めた。
 1番目、2番目に付き合った男性は、生で入れてくるから、ゴムつけてと言っても、そんなことしないよと断られて、それが当たり前だと考えていた私がつらいと言う。でも2番目に付き合った男性の自室にあった女性をエスコートする指南書は緑の表紙で内容がとても良かったから、お付き合いする男性に上げたいのよねと話している。
 30人の女性とやったと自慢している男性がいたけど、風俗でやればいいと忠告すると、あんな汚れた女とやっても楽しくないと首を振られたけど、こういうこと言われると、凄く腹が立つ、100人男がいたら100人の突き方があると友達が話していることに興味があって、私だって、一歩間違えれば風俗で働いていたんだから……父親に聞いたら、身体を大事にしろと怒られたから、思いとどまったんだよ。
 そんなことまで両親の判断を仰がなければいけない彼女の人生とはどんなものだろう。今日、会いにきてくれたのは、母親が私を選んでくれたからだそうで、多く言い寄ってくる男性の中から、誰をどう選べばいいのかわからないと悩んでいる。美貌に長けた彼女の問題点は、才智(知性)の欠如だろう。これから先、心ときめく男性が現れて、そっちに行ったらどうするの? と聞いてくる姿に閉口した。
私の首筋のにおいを嗅いできて、無臭だったから良かったと口にする。
帰り道では、「肉体関係無しで同棲しましょう。アパートでも用意してくれますか? 婚活の場で会っているんですから、覚悟してくださいね」とキツイ言い方をしてくる。カルビープラスの店前の試食を食べ始めた。
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一度は食べてもらいたいからと、店内に案内されて、揚げたてのカルビーのスティックを二人で食べながら、歩いて駅まで帰った。LINEブロックまでしておいて、覚悟と言われても、「えぇ」だが、好意を持ってくれるのは本当に嬉しい。ありがとう。つかず離れずのメールを送った。

「先日はどうもありがとうございました。
ハルさんのようにステキな方と原宿の代々木公園を歩いたこと、黒糖ボバミルクを飲んで、結婚についての価値観の話を聞けたこと、揚げたてのカルビーも美味しかったです。これも母親のおかげですね。
さよならの向こう側」では、多くの言い寄ってきた男性に対する君の誠実さの表れのようで、涙を誘うものがありました。
月曜日はお送りすることできず申し訳ございません。またお会いできたら嬉しいです。本当にありがとうございました。」

夜のヒットスタジオ さよならの向う側 山口百恵

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