nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

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浜松町駅から銀座までの散歩②

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ハナマサというスーパーに入るとさすが銀座だと思った。鮮度のいい魚がそのままパックされて棚に並んでいる。

地下はすべて精肉売場で、店員が多く、写真撮影をすることが出来ない。豚の脚が4本2000円で販売していた。これから食べる懐石くずしとして名高い神谷の料理が楽しみになる。

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「高いなぁ、1000万超えているよ!」

背後から若いカップルの声が聞こえる。

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こんなデパートに幼い頃から戯れている人は育ちがいいのだろうなぁ。

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銀のウェアーインパクト最高。顔まで銀で覆っている。ソフィスティケートとはまさにこのことか!この通りを毎日歩いていれば、都会っ子になれるよ!

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行楽に行きたくなる。旅行したいね✈️

秋の嵐山、南の海のサンゴ礁、何か感じません?

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神谷 昌孝 氏 カミヤ マサタカ


日本料理界のトップを50年以上走り続けてきた巨匠
1947年、愛知県生まれ。幼少から料理が好きで15歳で愛知県の料亭【千歳楼】にて修行を始める。年功序列の、日本料理の修業が長く厳しかった時代に20代にして料理長となり、京都、名古屋、赤坂の数々の名店で腕を振るう。その後、独立してからはミシュランの星を取り続けてきた実力派の料理人。神谷の伝統に革新を織り込んだ料理を学びたい者はあとを絶たず、数々の調理師学校の特別講師を30年以上つとめ多数の料理人を育ててきた。
専門ジャンル
日本料理・懐石・割烹
経験年数
57年
著者・出演
ミシュランガイド
大手スーパーやファミレスの顧問、テレビや料理専門雑誌でも活躍中。

 

ガラス越しに厨房がすべて見えるようになっている。理想は、格好よく料理しているところを見せることで出来立ての鮮度感を醸し出し、客に安心安全をアピールしたいのだろう。

けれども、神谷料理長は、フライを試食しては厚いと怒りだし、もたもたしている若手を怒鳴りつけ、客への応対が悪いとその場で説教を始める。血圧が心配になるほど苛々しているが、客の話すときだけ温和な笑みを浮かべる。部下の料理人の人達の顔が青ざめている。

神谷料理長はフライ料理の皿を持って、今日はどうされました? と私の前に置いた。

芝居を見た帰りに寄りました。有名なお店で食事をしてみたくてと言葉を添えると、刹那、神谷の目が鋭くなった。

「魚屋で普段働いているもので、勉強にもなります」

「それはスズキだけど、フライにしたんだ」

一口噛むとスズキと辛子酢味噌が合わさって、旨味が口の中に広がった。一切でこれだけの口福になれる魚だと考えたことも無かった。今からスズキを見る目が変わるだろう👀

料理長神谷のはからいで炙り寿司が1貫増えて6貫になった。

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シマアジが美味しかった。普段、魚屋で働く私は、毎日卸しているシマアジ一切れがこれほど美味しいものだとは信じられない。

神谷の態度には、賛否両論あるだろうが、口に入れるものだから安心して食べたいのに、料理人がなぁなぁでやっていては、心配であるし、これぐらいの妥協をしない厳しさが銀座で生き残っていく上で必要なのだろう!

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銀座の商品ディスプレイ、建築物、どれをとってもセンスある!関心していると、銀座和光の時計台の鐘が午後7時を告げる。

明日、早いし早く寝ようと思った。

 

 

 

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カテゴリ
阪神タイガース・プロ野球・スポーツ