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時代を先取る起業の精神!孫正義とジョブズ!

最近、孫正義の実像に関する記事に触れる機会が多くなった。私が起業したいと夢を見て、アントレプレナーベンチャー、スタートアップといったことに興味を持ち、gogleで検索する機会が多くなって、レコメンド機能が働いているというのがあるからだろう。ニュースアプリに表示されるニュースが、自分に興味ある比率が増えてくる構図は、まるで、ネットの世界が、意識の延長、大脳の延長作用が生じている気分だ。

中卒で働いていた近藤氏は、孫正義から突然電話がきて、会いたいという連絡がきたそうだ。当時から世界の孫正義という絶大な名声を誇っていたから、驚いたそうだ。彼の言うところによると、「最初はみんな孫正義のあのスケールと、あの志と、あのトークにやられるんです。それで惚れこむわけです。さらにこれで俺の人生が変わると勘違いしちゃうんです。」

それでも、結果が出ないと、バッサバッサと切られていくという。1番には優しいけど、2番手以降の人は大変であった。孫正義という人間は、アナログの心を持ったデジタル人間で、要するに左脳も右脳もよく働く。数字に強いのと同時に、お茶目な部分がある。そこがサン正義の魅力であるけれど、あれほど、人に対してドライな判断はできないと話している。

営業の仕事もそうだけど、クリエイティブな仕事はもっと、その人の能力次第であって、つかえない人は切っていくというのは納得である。圧倒的ナンバー1でなければ意味がないというほどの孫正義の行ってきた仕事のほとんどは、投資なのであって、スマホで有名であるけれど、それも、ジョブズに直談判して、日本における独占販売を交渉しに、孫が渡米し、ネット通信の地盤があればという条件付で帰国した際のやり取りである。↓

近藤 孫さんが日本テレコムを買収した2004年当時のことです。それがいまいちうまくいってなかった。Yahoo! BBはある程度軌道に乗っていたので、今度は買収した日本テレコムのサービスを普及させるために僕にネクシーズをもっと拡大しろと言ってきたわけですよ。営業力があるから。僕は孫さんにこう言いました。孫さんは、人を切れるけど、僕は切れないと。もしYahoo! BBの拡販が終わったら、僕は社員を食わしていく仕事がないと。孫さんは、「近藤君、君は信じる力が足らん」と。「これからもっとすごいことなっていくんだ」と言われた。

 井上 先ほど言ったように、孫さんは人を切らないですけどね。孫さんから「信じる力が足らん」と言われた?

 近藤 そうです。それでアルバイトを中心に人を増やしたんですよ、正社員では怖いから。従業員が5000人ぐらいまで増えたんですね。ところが、日本テレコムがダメになって、孫さんが「近藤君、縮小だ」というわけです。それで僕はキレたわけですよ。ふざけんといてくださいと。

 井上 正確には、日本テレコム関連事業がですね。「ふざけんといてください」と孫さんに言ったんですか?

 近藤 言いました。そこで「何を言っちゃってんですか」みたいな話になったわけです。めっちゃ腹立ってて、「僕も切り捨てられるんだ」みたいなのがあって、それで僕はNTTに行ったんです。NTTのお偉いさんに会って、僕はもしかしたらソフトバンクから離れる可能性があると。そのときは、NTTは僕の営業力を必要としますかという話をした。

 井上 すごいですね。

 近藤 それぐらい腹立ってたんです。だけど本音では、孫さんに「近藤がヤバいぞ」と思わせたかったんですよ。

 井上 なるほどね。

 近藤 僕もNTTとは組みたくないですよ。

 井上 一つ勝負に出たんですね。

 近藤 そしたら孫さんから連絡がきて、「待て、何を血迷っとるんだ」と。

 井上 おもしろいですね。


このやり取りの中で、当時の孫正義が放った、これからもっと凄いことになっていくんだという一言は、恐ろしい。iphoneの独占販売を行うために、部下の学歴も気にせず、必死に動いている孫がそこにいる。早く、この通信網を達成しないと、ジョブズから販売の承諾が得られないから焦っていたのだろう。バッサバッサ切っていくというのは、まるで未来の見えるジョブズと同じだ。

織田信長がドライに政策を推し進めていって、天下統一したように、上に立つものは、アナログとデジタルの2つがすぐれていて、人を切るだけの非情さを持ち合わせていないといけないのだろう。高校野球で常勝軍団といわれた常総学院野球部の木内幸男監督は、勝つために、何がベストかを考えて、選手のメンバーを決めることを徹底していた。情にとらわれると勝てないと、そればかりを口にしていた。
 
スポーツは、勝敗がはっきりしているから、ひと昔前の中日黄金期を築いた落合監督の采配も、完全試合を前にピッチャーを抑えに変えたり、優勝した翌年に、多くの選手を首にしたり、大ナタを振るっていた。カルロスゴーンも同じく、大胆なリストラを敢行し、日産を再び軌道に乗せた。日本国に貢献したと2004年に、国から紫綬褒章を受けている。やはり、金を合法的に稼げば、人格なんか関係ないものだ。

下記には、安部首相が、中東に商売の種をまくべく行動した軌跡が、ツイッターの写真でみつかった。欧米が商売できない中東で、唯一といっていいほど商売できる日本のために、一生懸命、種をまいた自民党が、今回の、イスラエルパレスチナ問題で、立場を鮮明にできないのは、至極、当たり前のことなんだ。

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カテゴリ
阪神タイガース・プロ野球・スポーツ