吉原ルピナスの桜子さんを選んだ理由は、２時間８万円を出すなら、未知数なものに手を出すより、ランカーで安定した指名の実績がある嬢がいいと考えたからである。店長のコメントでは、すべてにおいてSSS級、言葉はいりませんということで、リピート回数でNO２ということだからそれにしようと決めた。１週間前から予約するのは、会員でなければできないというけど、誠意をもって話せば大丈夫だ。
「今まで、ピカソとか、ルーブルとか、将軍とかの高級店を利用してきたんですけど、ルピナスのコンセプトに惹かれて、今回利用してみたいものです。良ければ、今後もお世話になりたいのですが、前日でなければ、一般客では予約できないのでしょうか？」
とこれぐらい丁寧に言えば、店員も、絶対に来店してくれるならいいですよということだった。やはり、どんな時でも、心と心のふれあい、愛が必要なのだ。
お会いすると、奥菜恵の背を高くしてモデル体型にしたような感じである。服を脱ぐと、痩せた体に、Ｅカップの胸がお椀型に張っている。すぐプレイになった。行為の間、何度も私の息子を締め付けられる。私を欲しているというのが伝わってきて興奮する。
桜子さんは、幼少期に両親が離婚して、栃木の母親方に預けられたそうだ。私の育ちを話すことになり、東京の多摩市は以前、朝、電燈の下にカブト虫が多くいるところだったけど、今はいなくなったと言うと、彼女は、いいじゃないですかと笑顔になった。昨年、栃木の実家に帰省したとき、木にカブト虫とクワガタ虫が沢山張り付いていたから、虫かごに入れて持ち帰ったけど、すぐ死んでしまったことを、楽しそうに話していた。生き物全般が好きで、犬は３匹飼っていて、最近、ベッドに小便をしてしまったと明るく笑っている。
普段、私は２回目は手でなければ逝けないのに、簡単に、あの何度も締め付け私を求めてくる身体に誘われて逝ってしまった。
あの店長のコメントは恐れ入る。すべてにおいて完璧で言葉が入らないという、その通りだと思った。どうして女性をそれほど理解することができるのだろうと考えてしまう。桜子にその話をすると、あなたが純粋だからでしょと明るく言い切ってくれる。
高級店のランカーは、やはり違うものだな。心と体を満たさなければ、またこようとはならないんだ。美容師の昼職もしていて、いつか彼女の店を開業するための資金をここで貯めているということで、ここに客としてお金を落とすことに、やりがいすら覚えることができる。
何故、ルピナスを選んだのか？ 聞くと、「ソフトサービスで、通いやすく、お金が高い順番に上から受けていった」これが、すべての風俗嬢の素直な言葉なのだろう。男になって、立ったままオナニーしてみたいと言うから、やめた方がいい、性欲のブレーカーが落ちたように、ショックを受けるよと言うと、真顔になって本当に驚いた顔をした。私も、さっき私の息子を締め付けてきたあの感触を思い出す。わからないと首を傾げる。別れの時、ちょうど七夕の頃だったから、彦星と織姫の別れのような、彼女がえらく遠くにいるような気持ちになった。
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