1.9月9日(月)の始発で京王多摩センター駅から新横浜駅に行き、午前中には鳥羽港を経由して、神島に着くはずであった。しかし、前日夜から台風が関東平野に上陸したため、電車が10時になるまで運行せず、鳥羽に着いたのは、午後3時であった。次の神島行きのフェリーは、午後5時40分ということだから、鳥羽水族館を観てこようと考えた。結果、これが一番の娯楽であったといえよう。単純に楽しかった。他は三島由紀夫の書物を通して、事物を見ることで知的興奮を覚えはしたが、水族館は、何の媒介もいらずに、ただ見ていて楽しいのである。
旅行にきている学生の連中が、なんかテンション上がってくるわと話していたのもうなずける。
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2.鳥羽駅は平日の月曜日であるにもかかわらず観光客が多い。
3.鳥羽港(佐田浜)の周りを散策
4.海上保安庁の船舶有り 日の丸を掲げて日本近海をお守りしている。
5.入ってすぐの水槽には、体長30㎝~50㎝の鯛に似た魚が泳いでいたが、急に上からウミガメが降りてきた。
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6.近海で採れる魚らしいけど、熱帯魚みたいに黄色の光沢が眩しい。
7.海の中に潜っていくような館内のつくりと演出に敬服
8.これだけ大きい紡錘形の魚を小さい水槽に3匹も入れて大丈夫だろうか? ゆっくりしてほとんど動かないのだけど、習性なのだろう!
9.大きい巻き貝が底深くにもぞもぞとして生きている。
10.化石を展示している。昔はもっと大きいのが海の底にいたらしい。
11.サメの仲間がすばしっこい身の動きで右左と向きを変える。見学する人間を餌に見立てているのだろうか?
12.水族館のアシカショーを見学。輪投げを首に受け止めたり、遠くから投げたフリッスビーを口で咥えてみせたり、会場のみんなに拍手を促すように両手をひらひらさせたりと凄いなぁと思った。それ以上に、この女性が可愛くてみとれてしまった。みんなを元気にさせるような明るくて無邪気に溢れた声をしていて、とっても感じが良かった。都心ではあまり見かけないような純朴さがあった。水族館で働こうというだけでも、純朴かもしれない。
13.トドである。とにかくデカい。不格好な姿が、海で生きるたくましさを全身で表している。
14.実寸大の大きさということだ。防腐材をほどこして、岩のように固めたということだけど、こんなのに海中で攻撃されたらひとたまりもない。
15.可愛い顔をして油断をしたら大変だ。ピラニアである。人食い魚とアマゾンでは恐れられている。
16.アフリカから持ち帰った魚らしい。身体似合わず草しか食べない。懐かせるのに、人間が手で餌をやっている写真が掲示されていた。
17.ご存知、動物園で大人気のカピパラである。餌やりタイムで、女性の客が十人近く携帯をかざして写真を撮ろうとしている。
18.身体は大きいけれど口は小さいのか、少しずつ食べていく。
19.ウミガメがうろうろしている。海は広いし大きいな。
20.これも先ほどのアフリカから持ち帰った魚で、水面に浮いている草が餌である。草ばかり食べてこれだけ大きくなるのだから、素質は人間でも重要な要素だろう。
21.クラゲが証明に照らされて美しい。
22.さきほどアシカショーで解説をしていた女性が、今度はラッコと仲良く遊んでいる。客が20人近くカメラを向けている。凄い人気である。擬人化できるものほど、人気があるのかもしれない。
20.ラッコのお祈りポーズだ!