nyoraikunのブログ

日々に出会った美を追求していく!

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真夏に釣り堀?? 市ヶ谷駅近辺の様子 市ヶ谷記念館の旅1 

市ヶ谷記念館の見学ツアーに参加するため、市ヶ谷駅4番出口を出た。目の前に日本大学がある。数名のオリンピック出場者の名前が書かれた垂れ幕がある。池江璃花子の名前を見つけた。白血病の記事を読んだ時に、オリンピックは絶望だろうと感じたが、名前があるのを見て、不思議な感じがした。実際、自分は死んであの世にいて、幻を見ているだけなのではと、目も眩むような真夏の日光を浴びて思う。
コロナ禍の五輪とあって、選手が勝って喜ぶだけでは、感動どころか顰蹙にあうだろう。
高校野球では石川県の星稜高校が、コロナ感染者が出たため辞退ということだ。全国制覇をした高校球児は嬉しさのあまり、皆が集まって天に人差し指を向けるポーズをするが、もし、今大会もするようなことがあれば、反感を買うだろう。全国一と名乗ることが出来るのか? という真摯な姿を、見せることが学校のイメージアップになるのだろうけれど、選手達にその役回りをさせることが、果たして教育の一環なのだろうかと疑問が残る。
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青空の画像を拡大していただけると、白い航空機が3機見つかると思う。アクロバットな操行をして、橋の上の人達の多くが、カメラを向けていた。中には、もう一度くると信じて、しばらく待っていようとする人達がいた。
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待っている人達↓
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高架下に釣り堀がある。中学校一年生の時に来たことがある。まだ、商売が続いているようだ。釣れて当たり前のようであるけれど、案外と楽しいのかな。暑い日差しが降り注ぐ中、数名の方が釣りを楽しんでいた↓
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防衛省の入口に到着。警備の方が十名以上、入口にいる模様。カメラを向けると、不審そうに見てくる。市ヶ谷記念館見学者はテントの中で待つということだが、暑くてたまらないので、近くのコンビニで時間ぎりぎりまで待機した。
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三島由紀夫『鏡子の家』 楠公の像

三島由紀夫鏡子の家』の一場面
日比谷の公園にある楠公の像↓

「低い松の樹かげにちらばった紙屑を踏んで、かれらはそびえ立つ青銅の像を望んだ。それは誰しも知っている馬上の楠公の像である。
鍬形の兜を目深にかぶった楠公が、右手にぐいと手綱を引いて御しているのは、逞しい駿馬で、全身の筋肉を緊張させ、馬首を誇らしげに立て、左前肢で空を掻き、その鬣(たてがみ)もその尾も、はむかう風の烈しい形を刻んで逆立っていた。
こんな古い忠君愛国の銅像が、あの占領時代をとおして、無事に生き抜いてきたのはふしぎに思われる。楠公よりも、馬があんまりよく出来ているので、馬のおかげで目こぼしをしてもらったのかとも思われる。事実、青銅のうすい皮膚の下には、勢い立った馬の若い競技者のような筋肉が熱く充血しているのが見え、血管の怒張もうかがわれ、人をしてこれほどの運動の昂奮のむかうところに、敵の存在を想像しなくては不自然だと思わせる力があった。
しかし敵はもう死んでいた。かつて目に見え、確乎としており、同じ物具に身を固めていた現前の敵は、今は目にも見えず、永遠に遁走してゆく、ずっと狡猾な敵に化身して、銅像の空を翔け去りながら、嘲笑っていた。
5、6人のお上りさんを前に、バス・ガールが説明の口上を述べていた。
「ごらん下さいませ。銅像の馬の尻尾には雀が巣を作って、今も忠孝忠孝と囀っております」
その若々しい唾に滑らかにされた女の声は、春の埃に乾いた口紅の上で、午後になって出て来た風にふきちぎられた。旅行者の幾人かは、一言半句も聴き洩らさぬように、土の滲みた皺だらけの手を耳にあてがっていた。」

三島由紀夫の描写にも、目で見た情景を描写するだけでも、そこに二重にも三重にも意味合いが浮き出てくる。この中で、銅像の馬の尻尾に、雀の巣があって、忠孝忠孝とさえずっているのは、おそらく創作であろう。もし、巣があれば撤去していたはずだ。ここに失われていく日本への漠然とした危惧があると言えるだろう。

復職ままならず、深夜、失意の散歩で得た発見!

夜中、復職もままならず失意の中、川沿いの道を歩いていると、草原に石のオブジェが置いてある。草を抱きかかえるようにしている姿は愛らしい。銀に丸く光る2つの目は可愛らしい。↓
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橋の上から鉄道の線路を眺めていると、銀河鉄道のように、光の塊が、もの凄い速さで向かってくる。私をどこかへ連れてって欲しくなった。↓
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深夜の公園は、錆びたブランコや滑り台が棺のように見える。2度と戻れない幼児の記憶がそうさせるのだろうか。このキノコ🍄食べたら死ぬのかな〜😳

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深夜の職員室が煌々と光を放っている。誰がこんな時間まで残っているのだろう。セクハラがあってもおかしくない。ちかん教諭もいるんじゃないか?↓
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別所くすのき公園の不揃いな巨岩が重なりあっている様子は、日本最古の神社の御神体である三輪山山頂の光景と酷似する↓
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この樹から、特にセミや虫の鳴き声がかまびすしく木霊している。みんな子孫を残そうと、わめき散らしているのである↓
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骨折後、固定が外れた。カラスも絵描きも露天商も時、場所は違えど生きているなぁ。

6月27日(日)の18時に、左肘を骨折したが、本日、固定が外れた。案の定、腕の曲げ伸ばしができない。すぐに職場復帰を求められているが不安極まりない。会社のサポートセンターの担当者からは、来月から働くような話だったから、福利厚生のしっかりした会社だと感心していた。しかし、昨日、直属の上司から電話がかかってきて、店の方は何も聞いていないらしい。すぐに出てきてもらわないと困るということで、それも強い調子であった。やはり営利団体であるから、怪我したから、長期休暇ができるというものではないらしい。
病院で診察後、一度も洗っていなかった左腕を洗うため、多摩センター駅近くにある極楽湯に行った。
垢がこするほどに出てきて気持ち良かった。固定をしている間は、読書と映画三昧であった。肘のリハビリもあるから、動くことをこれから1ヶ月は考えて行動しようと思う。
骨折の瞬間の情景は、きっと一生忘れないだろう。脚をひっかけて転んだ刹那、地面が壁となって凄い勢いで叩きつけてくるようであった。私はとっさに利き腕で防ごうと手を前に出したのだ。それは、いい受け身だったと思いたい。頭から落ちたら、今頃、車椅子生活だったかもしれぬ。
骨折する前の週末に、新宿駅紀伊国屋書店で、新宿駅の昔と今の写真展をしていた。石の家の前の露天商に時代を感じる。ほのぼのとして懐かしい。↓
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不夜城が自然の蔦で覆われている。甲子園も自然の蔦で覆われていたが、壁面を改装して、再度、植樹しているようだ。配電盤等の電気と接触して火事になる怖れがあるため、管理が意外と難しいそうだ。何故、この蔦で覆われた建造物にしようとするのか、暑寒対策になるというが、本当のところ、オシャレの問題なのか? 桜の花が咲いた後には、毛虫が這うと想像してしまう私には、わからない問題である↓
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京王堀之内駅にある花屋である。しゃがんで花を活けている女性は、オシャレで綺麗である。私は写真を撮った。すると、近くに駐車している男性が、私に怪訝な顔を向ける。しばらくして、女性は、その車に乗り込んだ。彼氏か旦那さんだったのだろう。自分の女を守るために、強くなくてはならないとは、わかるのであるが、何か虚しいのだ。だから、結婚できないのかな。↓
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絵を描いている男性の姿と風景そのものが美術であるなぁ。↓
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池水が煉瓦造りの公園に流れ込む水際や、歩道と芝生の間等、餌である昆虫がいる場所を良く知っている。一羽が餌をくわえると飛び上がり、コンクリートの歩道にきて吐き出す。他の3羽のカラスもそれに従い、その虫を眺めては、奪いとろうとすることもせず、また、もとの場所に戻るのである。生きるための地道な努力を垣間見る。↓
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サヨナラメール。別れを繰り返して、身体も心も骨折だ!

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www.xn--fhq32lm4eoko24c48b.com
私「こんばんは!
御返事ありがとうございます。結婚相手が見つかって良かったですね。
私は、利き腕を骨折したため、生活に苦慮しています。12月の中旬に、ゆかさんと原宿で会う前に、3月から11月終わりまで、お付き合いしていた女性がおりました。
Youbrideで出会い、ゆかさんと同じく美人で、本人曰く、婚約者がいて同棲していたけれど、結婚寸前で相手の2000万円あるという貯金が0だとわかり、話し合いの末、別れたことがトラウマになっていて、お付き合いも先に進めないということでした。
涙ながらに告白してきて、素振りも怪しいところは一切なかったのですが、結論は詐欺師だったのです。その間に、他の女性とのやり取りもすべて解消していました(それも詐欺の手口なのでしょうけど)。
ただ、ゆかさんが上京して会いにきてくれるというから嬉しくて、それだけは断りもせず黙っていました。詐欺師との付き合いに、時間もお金も相当かけましたから、不審と失意の中で、ゆかさんとお会いしたのです。
年明けに同棲という話を持ち掛けられて、以前なら喜んで待ち受けていたでしょうけど、岡山では、何度も会って本意を確かめるわけにいきませんし、両親も高齢とあって、話がまとまらないうちに、アクションを起こすことができませんでした。今思えば、そのタイミングも出会いなんでしょうね。アラフォーの女性慣れしていない男性は、結婚に焦っていて、貯金もあることから、ターゲットにされやすいのでしょう。あれこれ悩んで、LINEした時は、もうブロックされていました(笑)。
生半可な気持ちでお受けして、お手数をおかけして申し訳ございませんでした。
35歳までに決めるということで、私のように焦りから判断を誤ることになってはと不安ではありますが、本当に、ゆかさんを大切に想う、素晴らしい彼であることを祈っています!」

婚活アプリで出会った岡山の女にメールしたら返事がきた!

 過去のやり取り↓

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私「お疲れ様です。ご無沙汰しております!
仕事中に転倒して左肘を骨折してしてしまいました。利き腕を固定している間、休んで良いということで、時間ができて、過去のことを思い出すことが多いです。
人生に悔いはないのですが、あのときに、ゆかさんほど美人で気立ての良い方に、好意的にきて頂いたのだから、すぐにトンボ帰りで岡山まで行くべきだったとそれだけを、後悔しています。
いかがお過ごしですか?」

 

女「骨折大丈夫ですか??
早く良くなると良いですね。

私も今どうされているのか思う事があります。
今はコロナや豪雨等、心配な事が多いですね。

私はというと..あれから数人の方とお会いして今は一人の方と結婚に向けて話を進めている所です。
Mさんの今の状況もお聞きしたかったのですが、今回でメールは最後にさせて頂きますね。

元治さんとはご縁がありませんでしたが、お会いしてきた中で結婚相談所に行かれてたのもあってかとても気の使えるの方だと思いました。
一期一会と言いますが、お会いできて良かったです。

私は婚活は35歳までと決めていたので自分なりに必死で頑張ってきましたが、元治さんもまだ結婚願望があり諦めていないのなら、必ず良い方と出会えると思います。
お互い体に気をつけて頑張りましょう。
お元気で😌」

明日、もう一度メールしてみよう!

利き腕が無ければ、私は1円も稼げない!

f:id:nyoraikun:20210709235154j:plain仕事中に骨折してから、もうすぐ2週間である。転倒するだけで、骨にヒビが入るなんて、思ってもいなかった。毎日、他の社員が、仕事をしていると思うと、みじめな気持ちになってくる。3週間のうちに、せっかくだから好きな三島文学を読んで、観たかった映画でも観て、自己啓発のために充実した日を送ろうと考えたのだが、どれも尻切れトンボである。
安部公房の評論文を3冊読もうと手にとったが、1冊も読み終えず、どうせだったら、ポプラディアの百科事典でも、全部読んだ方が、語彙も増えるし、いいのではないかと思い始めた。しかし、全10巻を読むとなると、30日間は必要かなと思う。三島由紀夫の戯曲を読破しようとしたが、暗殺を逃れた大臣の話を2時間かけて読んでいると、なんだか、もっと有意義な時間があるのではないかという気がしてくる。きっと、骨折して療養しているのだから、それに即した内容の文学がいいのではと、トーマス・マンの『魔の山』を読み始めたが、あまりの長さに辟易してきて、100ページ読んだところで挫折してしまった。
映画は安部公房が評論文で褒めている『忘れられた人々』『悪魔の発明』『手錠のままの脱獄』『ソフィーの選択』を観た。
どれも安部公房が認めているだけあって、観終わった後に余韻がのこり、考えさせる内容である。
『忘れられた人々』は、メキシコの貧民街で暮らす、題名通り忘れられた人々を描いている。人物描写がリアルで、実際に自分がその場で体験してきたような後味が残る。こんな映画は今まで観たことがなかった。
無理してブラインドタッチをしていたら、骨折した箇所が、急に痛み出した。映画の感想については、今度書けたら書こうと思う。最後に詩を書いてみた。

骨折

利き手がつかえない
前に倒れ込むとき
腕を入れて受け身をしたことで
骨にヒビが入ってしまった

御飯を食べるにも
ものを書くにも
歯を磨くにも
思い通り何もできない

このままだったら
給料を支払ってくれる場所
どこにもないんだね

婚活で知り合った
女の子にメールをいれた
また会いたい また会いたい
怪我をして生命の危機感を持つと
子孫を残そうと頭が働いて
妖艶な女性の舞う幻が浮んでは消えていく
菩提樹釈尊はこの煩悩を乗り越えたのであろうけど
私はすべての身をまかせて
そのまま天上にまで昇っていきたい

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阪神タイガース・プロ野球・スポーツ